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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(6月15日)

 【6月15日(火)】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当3個をお届けしました。

(3)本日の片付支援
人吉市下林町のお宅での作業に入りました。ここは前回、敷地内に3㎥の採石を敷き詰める作業を行ったお宅ですが、今回はすぐ隣の別宅で、カビが生えてきた壁を剥がす作業をするために、張り替えた床に傷が入らないように養生する作業をしました。昨年の水害で床上1.5メートル浸水した家なのですが、壁は剥がしておらず、床の張り替えは完了していました。しかしその後、壁の中からカビが発生してきたため、壁を剥がして作り直す決断をされ、youthに作業依頼が入ったようです。本来なら浸水している家であれば、壁から床まで全てを外し、洗浄、乾燥までされてから、施工に入るのですが、入られていた大工さんの意向でそうなっていたようです。今後壁を剥がしていきますが、バラバラに落ちた壁材が張り替えたばかりのフローリング材に傷が入らないように、まずは床に段ボールを敷き詰めて、その上にブルーシートで養生しました。次回より壁剥がしに着手したいと思います。

(4)その他
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グランド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で移動販売を行いました。
本日は31名の方が買い物に来られました。
球磨村さくらドーム仮設団地ではグランドゴルフが再開されて、参加された方が惣菜を買いにこられました。「久しぶりに仲間と身体を動かせてよかった。」と、嬉しそうにお話しされました。また、いつも買い物をされる90歳の女性の方が、昨年の水害で被災したご自分の家は高価な柱や梁を使ってあって、「まだ新築してから10年しかたってなかったのよ。」と教えてくれました。「以前の水害のときに4mかさ上げした土地だったから安心していたのに、今回はそれすらゆうに超えて来て浸水した。90年と永く生きとれば、良い事も悪い事も、いろんなことがあるよ。」と、話されました。
球磨村グランド仮設団地ではすでに5人の方がベンチで待っておられました。音楽を鳴らしながら、元気カーを定位置に停車させると、更にあちらこちらから、沢山の方が集まってこられ、話の輪がいくつもできて、とても賑わいました。
お昼から訪問する球磨村渡地区の境目では、とても丁寧に畑を手入れされ、里芋やきゅうりを作っておられる方が、シカやサルが畑を荒らしにくるのに困っているとのことでした。「こないだはサルが群れで近くの山を走り回って、クリスマスツリーのようだったよ。」とおっしゃって、その情景が目に浮かびました。
渡地区水篠の高台に住む女性の方が、「庭の花を生けたの、見てくれる?」と玄関内に呼んでくださいました。裏庭に咲いているブルーとピンクの花を立体的に花器に生けてあり、一人暮らしの日常に彩りが加わって女性の表情も、少し明るく感じられました。

   

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2021年6月17日

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