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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(5月21日)

 【5月21日(金)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当3個をお届けしました。

(3)その他
球磨村一勝地3地区(友尻、宮園、池下)、大瀬地区、人吉市内の3つの仮設団地(下原田第一、下原田第二、下原田第三)で移動販売を行いました。
本日は 16名の方が買い物に来られました。
このところご利用の少なかった球磨村一勝地友尻地区ですが、前日の豪雨で在宅の方が多かったのか、久しぶりにたくさんの方が買い物されました。みなさん、前日の豪雨で昨年の記憶が甦ったようで、「あのときはこうだった。」という話をたくさん聞きました。友尻地区はもともと洪水被害の多い地区だったので、嵩上げもして対策をとってきたので大丈夫と思っていたけれど、と口々に昨年の被災時の話をされました。「根がついたままの大木が流れてきて玄関に突っ込んできた。」「車が次々に流されていくのを呆然と見ていた。」など、想像を絶するような話を、つい昨日のことのように話されるのを見ていると、まだこんなにも記憶が鮮明なところに新たな豪雨がきたときの恐怖、不安はどれほどかと思いました。少しでもみなさんの安心につながる活動を続けていければと改めて感じました。
池下地区では、買い物された方はお一人でしたが、その方も前日は避難されていたとのこと。これからの季節、どのくらいの雨が降るのか、不安がっておられました。
大瀬地区では、いつも通っていた道は土砂崩れで通れなくなっており、回り道をしてたどりつきました。国道219号でもかなりあちこちに被害が出ている状況で、支流沿いの道路の被害は更に大きく、今後が心配になりました。利用者の方からも、「雨のときは移動販売は来れないでしょう?」と心配する声もあり、警戒レベルによっての運行の目安などを示しておいたほうがよいかもしれないと感じました。
人吉市に戻り、下原田仮設団地では、いつもお買い物される目の不自由な方は、被災前は温泉町に住まわれていたとのことで、ここでも被災時の生々しい話を聞くことができました。「首まで水に浸かった状態で何時間もいたところ、知り合いが見つけてくれて窓ガラスを割って助けてくれた。」とのことでした。このとき助けてくれた方が、この方に元気カーを紹介してくださったとのことでした。このところ、仮設住宅やそれぞれのお宅で、少しは落ち着いた生活ができてきているように感じられていましたが、今回のような警戒レベルの豪雨が一度でも降れば、こんなにも恐怖の記憶が甦り、不安になるのだということを改めて感じました。
今週は、今までの金曜日ではもっとも売上が多く、ありがたかったのですが、それは「買えるときに食料を。」という不安の現れだったのかもしれません。

  

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2021年5月24日

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