ネット注文GCweb 組合員の方はこちら
G
C
W
e
b




  ログイン

令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(5月6日)

 【5月6日(木)】

(1)稼働人数
合計11名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当3個をお届けしました。

(3)本日の片付け支援
人吉市社会福祉協議会からの依頼を受けて、災害NGO結2名、人吉球磨youth power1名、グリーンコープ職員1名とで、人吉市下林町のお宅の庭で草取り作業を行いました。人吉市は日中27℃を超える夏日で、炎天下での作業は大変でしたが、作業終了時刻の15時までには、庭に見えている草の殆どを除去する事ができました。次回は昨年の災害時の水の流れで、でこぼこになった庭の土の整地を行います。後ほど自宅に戻られた依頼者の方から、「庭の雑草がなくなっていて、とても綺麗になった。本当にありがとうございます。」と感謝のお電話が災害NGO結にあったそうです。結のメンバーよりお礼のお電話をいただきました。

 

(4)その他
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は 22名の方が買い物に来られました。
はじめに訪問した球磨村松本地区では、いつも買い物される男性が今日も来られました。買い物を終えられた後、「元気をください!」と言われたので、思わずキョトンとしてしてしまいました。明るく対応しているつもりでしたが、元気が足りないという意味なのかと、戸惑っていたら、「元気くんサイダー」のことだと判明しました。
芦北町女島仮設団地では、車椅子の高齢の男性が、ご機嫌がよくて、お買い物をたくさんされました。惣菜も買われましたが、「肉は好きじゃない。」と言いつつも、餃子がよほど美味しそうに見えたのか、餃子の入っているセットを購入されていました。

神瀬日当地区では、初めて神瀬に移動販売の下見に行ったときからのお付き合いの女性が、今日もお買い物されました。家は被災されていませんが、周辺が酷くやられていたので発災後一時期は家を離れてらした方ですが、昨年の9月くらいから家に戻られていました。家を離れていた間に畑が猿や鹿に荒らされてしまったと言われていましたが、今では庭いっぱいに見事な薔薇を育てられています。ところが、一番大きく咲いていた薔薇が、またしても鹿に食べられてしまったとのことで今日はがっくりされていました。かなり手をかけて育ててらしたようなので、気落ちされるのも無理はないですが、そうやって薔薇を育て、庭を調えるだけの気力は取り戻されているのだ、と感じました。「あまり変わっていない」ように見える被災地でも、人の気持ちは確実に前に進んでいるのだと思います。
今日は夏のような暑さになりましたが、グリーンコープで仕入れたアイスクリームが火曜日にほぼ売り切れてしまっていたので、別途アイスクリームを手配し持って回りました。案の定、かなり売れたのでこれからの季節、アイスクリームは常に多めに在庫するようにしたいと思いました。

   

令和2年7月豪雨災害支援一覧へ

※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
ぜひフォローして応援してください!コチラ

2021年5月7日

TOPへ