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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(5月4日)

 【5月4日(火)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当3個をお届けしました。

(3)その他
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グランド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で移動販売を行いました。
本日は30名の方が買い物に来られました。
朝から良く晴れて、風がとても心地良い天候となりました。
球磨村さくらドーム仮設団地では、お買い物されていた女性が「昨日は人吉まで髪を切りに行ったのよ。」と嬉しそうに話されていました。髪色も明るくなっていて、とてもよくお似合いでした。人吉まで行って髪を切ることでいい気分転換になったようで表情もいきいきとされてました。
球磨村グランド仮設団地では、新商品のチョコレートアイスを一箱お求めの高齢の女性が、会計も終わったあとに「やはりもう一箱。」と二箱購入されました。来客があるのか、「食べさせたい人がいるから。」と大人買いされました。また、いつもヨーグルトと惣菜を買われる社会福祉協議会勤務の方は、今日もお買い物されましたが、蛍光オレンジの目立つジャンバーを着ていらしたので、「明るい色でいいですね、職場のですか?」とお聞きしたところ、2019年の熊本城マラソンのボランティアスタッフに配布されたものでした。妹さんからもらったとのことでしたが、「派手な色だからなかなか着る機会がなかったけど去年の水害のとき、これを着ていればヘリコプターからでも目につくかと思って着ていたのよ。」という貴重なエピソードをお聞きしました。ヘリコプターで救出されるときも着ていたそうです。「明るすぎる色なので着ていていいのか?と思うこともあったけど、いいかしらね。」と言われましたが、「周りを元気にする色だからよいですよ、どんどん着てください。」とお伝えしました。
球磨村渡地区立野では、先週注文いただいた塩をお渡しするために、いつもは停めない場所に元気カーを停めたところ、「いつもは昼間はいないけど、今日は休みだったから。」というご夫婦、娘さん、そのお子さんが「やっと移動販売に会えた。」と喜んでお買い物をされました。「話には聞いてたけど実物を見たのは初めて。」ととても感動されていました。この辺りには少ない若い女性と小さなお子さんに会えてよかったです。
高齢女性の所へ、荷物を家の中にお届けしたときに、とても立派なテーブルが見えたので、「大きなテーブルですね。」と言ったら、「8人用だから。」と言われました。そこに今は一人でいらっしゃることを思うとなんだか胸がつまりました。
渡地区の糸原や球磨村グラウンド仮設団地などでは、元気カーでの買い物が近隣の方が集うきっかけになっているのを感じて、とてもうれしく思います。
顔なじみになっている方はとくに、買い物ついでに些細なことでもお話しするのを楽しみにされていることも感じます。商品のおすすめなどに限らず、天気の話でもよいからお話しできるとよいと思いました。

    

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2021年5月7日

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