グリーンコープ生活協同組合連合会
令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（4月9日）
【４月９日（金）】
(1)稼働人数
合計５名でした。
(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性とそのご両親の夕食分のお弁当３個をお届けしました。
(3)その他
球磨村一勝地３地区(友尻、宮園、池下)、大瀬地区で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。先週より金曜日コースを新設して運行開始しています。
本日は１０名の方が買い物に来られました。朝から晴天に恵まれ、日中は暑いくらいの陽気となりました。
球磨村友尻地区では区長と奥様がお二人で来られました。区長さんは、最近になってようやく自分の畑で作物が作れるようになり、大変喜ばれている様子で、いろいろな作物が実ってきている事を嬉しそうに話してくださいました。収穫した野菜をグリーンコープの人吉キープ＆ショップで毎月行う朝市で販売できるのかお尋ねしたところ、品目によっては可能だとのことでした。５月くらいから可能な野菜を引き取り、朝市で販売出来れば素晴らしいと思いました。また、１７日から一勝地友尻地区の炊き出しが再開できる事を本当に楽しみにされていました。
一勝地は先週より曜日変更となりましたが、慣れてきた様子で、いつも来られる方がお買い物をされました。
宮園地区では留守が多く、今回は２名のご利用でしたが、相変わらず生乳たっぷりヨーグルトが人気で、お一人で１０個購入される方もおられました。
先週より新規で訪問を開始することにした大瀬地区では、今週は２箇所に停車して近所を一軒一軒訪問していきました。出て来られた女性の方に区長さんのお宅をお聞きして訪問しましたが、あいにくお留守のようでした。区長さんは大工のお仕事をされているようで、今は被災した家のリフォームでとても忙しそうだとのことでした。その方曰く、「お仕事されている方も多く、そのついでに買い物されてくる事も多いのと、足の不自由な方や高齢者は、ほぼ施設に入居したり入院されているからね。」とのことでした。大瀬公民館の前で音楽を鳴らして停車していると、刈り払い機を背負い、畑から自宅に戻る途中だと言われる、腰の曲がった高齢の女性に会いました。移動販売の事を話すと、「うちまで来てください。」と言われたので、この方のご自宅まで元気カーを移動させました。すると自宅からご主人も出て来られました。お二人で元気カーの商品を見られながら、お惣菜やお野菜、漬け物などを購入されました。「来週もまたこの時間に来ますからね。」とお伝えすると、にっこりされて「はい、またお願いします。」とおっしゃいました。３０世帯程の比較的大きな地区ですが、来週も一軒一軒、御用聞きも兼ねて訪問したいと思います。
※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
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2021年4月12日