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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(3月27日)

 【3月27日(土)】

(1)稼働人数
合計11名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性とそのご両親の夕食分のお弁当3個をお届けしました。

(3)その他
「つなGOランド」主催の写真洗浄関係のイベントが人吉市の青井阿蘇神社で開催され、グリーンコープよりキッチンカーで「だご汁」の販売を行いました。100人分用意しただご汁は、お昼過ぎにはほぼ完売となりました。それ以外にもカレー、パン、イカ焼き、やまめ焼きなど沢山の出店があり、会場内は大賑わいでした。人吉市内外で被災し写真洗浄を依頼した方と、実際に写真洗浄を行った方同士での受け渡しや、写真洗浄体験、相談コーナーが設けてありました。
その中で、人吉市で被災され写真約7,000枚の洗浄を依頼されたご家族と、写真洗浄を行ったグリーンコープ生協くまもとの組合員との顔合わせの場がありました。写真洗浄を主催するあらいぐま熊本の代表から、これまでの経緯を説明され、洗浄が完了したアルバムが取り出されていきました。それを確認された被災者の方は、思わず涙を流されて感謝の意を込めてお礼を言われていました。また組合員から、実際の洗浄を行ったメンバー全員からのメッセージを書き込んだ色紙が渡されました。現段階では2,000枚程度が終了し、まだ3分の2以上残っている状況ですが、「残りも精一杯やらせて頂きます」と組合員が答えていました。その方は「発災後、日が経つにつれアルバムから臭いが出てきたため、当時半分くらいの写真を捨てた。そのあと写真洗浄ができるという事を知って残りを取っておいた。」とおっしゃっていました。もっと早くに写真洗浄の情報を伝える事が出来ていたら、多くの写真を廃棄することも無かったのだろうと思いました。人の記憶は時が経つにつれ薄れていくもので、写真があることでその人の過去(これまでの歩み)を思い返すことが出来るもの。つまり写真はその人の人生そのものであり、その人生を大切に残してくれる写真洗浄が人と人との気持ちをつなぐ、とても素晴らしい支援活動だという事を改めて思い知らされました。今日参加したメンバーも同じ気持ちになったのではないかと思います。あらいぐま熊本代表より参加の要請をいただき大変感謝しています。本当に貴重な体験となりました。

    


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2021年3月30日

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