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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(1月15日)

 【1月15日(金)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
①球磨郡球磨村にある「高齢者生活福祉センターせせらぎ」に、在宅被災者の夕食分のお弁当1個をお届けしました。
②人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性とそのご両親の夕食分のお弁当3個をお届けしました。
③芦北町白石地区で住民主催の炊き出しのお手伝いに参加しました。
14日、熊本県に独自の緊急事態宣言が出された事もあり、白石地区の皆さんは、「グリーンコープさんは来ないのではないか」と大変心配された様子で、私達が来るのを外で待っておられました。
マスク着用、手の消毒をしっかりとこまめに行いながら、特に材料の下ごしらえを行う時は密にならないように気をつけながら行いました。本日のメニューは、だご汁、高菜ごはん、酢の物、サラダでした。メインメニューが「だご汁」という事もあり、皆さん手慣れた手つきで大根、人参を切っていかれました。ゴボウは上手にささがきにされて、とても風味が良く、美味しく出来上がりました。とても楽しそうに調理されている様子で、嬉しく思いました。
食後の会話の中で、以前大河ドラマ(いだてん)の撮影が白石地区であり、区長さんやお母さん達がエキストラで出演されたそうです。その時のエピソードを話され、皆さん大盛り上がりでした。とても楽しそうにされていました。しかしその時撮影された写真も昨年の水害でアルバムごと全て流されてしまったそうで、その時の表情は少し寂しそうでした。
白石地区から球磨川に降りる階段のところにこれまでに3回起きた水害の水位を示す標識(国土交通省設置)がありました。これまでの歴代最高水位は昭和57年の水害でしたが、昨年の水害での水位はそれを更に3メートル以上上回る水位であったことがわかりました。区長さん曰く、「ここは以前の水害の後、3メートル嵩上げした地区。誰もが大丈夫だと思った。しかし今回はそれすらゆうに超えてきた。この先、また同じ規模の水害が起きたら、と思うととても不安で仕方がない。」とのことで、表情を曇らせておられました。

     


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2021年1月19日

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