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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(9月5日)

 【9月5日(土)】

(1)グリーンコープの災害支援ステーション(人吉)への物資の受け取り状況
4名の方が受け取りに来られました。

(2)昼食、夕食の配布、避難所での炊出し
球磨郡球磨村の在宅被災者の夕食分のお弁当21個を個人宅にお届けしました。
球磨郡球磨村にある避難所「高齢者生活福祉センターせせらぎ」近隣の在宅被災者の方々へのお弁当5個をお届けしました。

(3)避難所対応
球磨郡球磨村の村外避難所である、旧多良木高校にお茶を35ケース、スポーツドリンクを5ケース、水を10ケース、フリーズドライの味噌汁、豚汁、お吸い物、スープをお届けしました。

(4)本日の片付支援作業
坂本町百済木(くだらぎ)板持地区のお宅前の側溝に溜まった土石を出す作業を行いました。台風10号での大雨に備えての側溝整備です。百済木板持地区は球磨川支流にある集落で米づくりをする兼業農家が多い地域です。こちらのお宅も兼業農家で自宅が被災しています。被災直後は住むことを諦めておられましたが、片づけをしている間に気持ちが変わり、再び被災した家に住むことで再建されていました。周囲は緩やかな棚田ですが、土石が入っていました。依頼者の方(60歳)は自宅から見るこの棚田の景観がたいへん気に入っておられ、自宅同様に土砂が入った棚田の再生が課題になっています。側溝の土石出しの後に台風対策で玄関部の防護となるコンパネをはるお手伝いをしました。

      

道の駅坂本施設の台風対策として、機材保管室の窓の防護対策でコンパネをはりました。ご近所の高齢の方からの要望で土のうづくりをしました。

球磨村一勝地地区を回り、被災して再建中のお宅3軒の台風対策のお手伝いをしました。

人吉市上新町のお宅の床下の泥出し、高圧洗浄を行いました。ひまわり亭を拠点としている益城町小池島田の東無田復興委員会グループの6名にお手伝いいただき、作業は大変捗りました。そこのお宅は災害時に水圧で玄関のガラスが割れており今回の台風で雨風が降り込んでしまうため、外側から木材のボードで塞ぐ処置を施しました。依頼者から大変感謝されました。

球磨村神瀬地区にある「神瀬福祉センターたかおと」の台風対策として、冷蔵庫を2階にあげたり、道路脇に積んである家財の撤去を行いました。

(5)その他
被災した写真を預かり洗浄した写真を本日、ご本人にお返しすることが出来ました。親子のお二人はあの時はこうだった、おじいちゃんはこんな方だったなどの会話が弾み、終始笑顔がたえませんでした。また今回の写真の返却はグリーンコープ生協おかやまの後方支援により、いち早く返却することが出来ました。

球磨村一勝地地区(宮園、池の下、友尻)の3ヵ所、球磨村神瀬保育園、芦北町白石地区の合計5箇所に、台風10号で被災し備えて、水、タオル、スポーツ飲料、お茶、ノンカップ麺、シューズ(婦人用)などの物資を集落の拠点に配布しました。


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2020年10月23日

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