九州北部豪雨災害支援の報告です(7月1日~7月29日)
【7月1日(水)】
<支援物資、他>
・朝倉須川長安寺地域より、桜や花の苗の支援依頼があり、本日、現地の視察・相談を行いました。
【7月6日(月)】
<朝倉子ども祭り実行委員会の代表者とお会いしました>
・朝倉子ども祭り実行委員会より協賛の依頼があり、代表者とお会いしました。
・趣旨については、九州北部豪雨災害をきっかけに子どもたちが自ら災害に負けない一歩を踏み出す力を養うために、子どもたちが企画運営する祭りを2017年の10月から、2018年、2019年と開催されており、今年が4年目(回目)となります。コロナ禍対策について、今後の状況も踏まえながら柔軟に対応されていることがお聞きできたので、趣旨に賛同し支援することにしました。
<本日の支援者>
・ふくおか本部:1名
・南地域本部:1名
【7月7日(水)】
<支援物資、他>
・このたびの大雨により、杷木の避難所になっている「らくゆう館」を訪問しました。避難者が約80名泊まられていることが分かり、ノンカップ麺、ドライフーズの汁物、容器、割箸を支援(提供)しました。また、久喜宮地区でも20名前後の方が避難しているので支援をしてほしいと依頼があり、同様に依頼者を通して支援しました。
【7月10日(金)】
<支援物資、他>
・本日、自主避難所(旧志波小学校)として開設している志波コミュニティからの支援依頼で、ノンカップ麺、フリーズドライの汁物、ごはんの上に乗せる具材(親子丼等)と容器、割箸50人分をお届けしました。コミュニティの会長はじめ、皆さんから感謝の言葉をいただきました。
・指定避難所である「らくゆう館」には、ノンカップ麺24食分をお届けしました。長期化する長雨に皆さん不安と疲れが見受けられました。
【7月16日(木)】
<支援依頼関係者とお会いしました>
(1)朝倉須川長安寺地域より苗の支援の依頼があり、ふくおかの理事長と南地域理事長が依頼者と一緒に現地を視察しました。
(2)朝倉子ども祭り実行委員会から協賛のお願いを受けて、先日、実行委員会の代表者と組合員で話をしました。話を伺い、グリーンコープでは、心配されたコロナ禍の対策も確かめられたことから、本日協賛支援金として目録を贈呈しました。
(3)高木地区コミュニティ協議会高木地区活性化推進委員会からの支援のお願い(※)を受け、本日、代表者とグリーンコープ生協ふくおかの理事長と南地域理事長で意見交換をし、支援することを確認しました。後日、目録贈呈を行います。
※高木地区は2017年豪雨災害の時、壊滅的な被害を受けた地域で、復旧から復興へ10年先の地域を描きながら活動しておられます。地域の主産業の農業を軸に地域を元気にする為のピーアールや、ホームページを充実させるなどの活動の支援依頼をされています。
<本日の支援者>
・ふくおか本部:1名
・南地域本部:1名
【7月17日(金)】
<朝倉被災者をみまもり隊役員会>
・報告事項では、県に申請していた「令和2年ふくおか地域貢献サポート事業」の助成金が決定したことを確認しました。
・相談・検討事項では、7月19日(日)柿添集会場で行うボランティアカットの際のコロナ禍対策についての意見交換を行い、検温・消毒・マスクの着用についてや受付、入室人数の制限や流れについて確認しました。また、8月4日に杷木公営住宅集会場での開催にあたり、グリーンコープからは、ボランティアスタイリストさんへの食事と来場者(被災者)への手土産(ランチ会等が開催できないため)を支援することにしました。
・また、7月末の「みまもり隊ニュース」の発行について、意見交換を行いました。
【7月19日(日)】
<朝倉被災者をみまもり隊の支援活動=(元朝倉・頓田仮設をみまもり隊)>
・スタイリストボランティア5名の協力を得て、柿添公営住宅集会場で10時からカットサロンを開催しました。20名の被災された方々が来場され、大変喜ばれていました。中には最近カットしたばかりと・・顔だけ出される方もおられました。車椅子の方も2名来場され、大変喜んでいただけました。
・グリーンコープ生協ふくおかからはスタッフ、ボランティアの昼食と、この間、ランチ会等も開催できないことから来場者へのお茶菓子とサバ缶の手土産を支援しました。
・次回は、杷木公営住宅集会場で8月4日(火)に開催することを予定し、関係者とこれから相談していくことを確認しました。
<本日の支援者>
・朝倉被災者をみまもり隊5名、スタイリストボランティア5名
【7月21日(火)】
<第二回総合支援会議=九州北部豪雨災害支援報告・交流会>
・本日、杷木らくゆう館視聴覚室で、地域の災害支援に携わってこられた団体にお声かけし、第二回目の総合支援会議=九州北部豪雨災害支援報告・交流会を開催しました。
・今回の参加団体は、杷木地域コミュニティ連合会、白木地区復興支援協議体、杷木ボラ連、(一社)camp、あさ・くる、ひまわりマルシェ、朝倉被災者をみまもり隊、グリーンコープ生協ふくおか、社会福祉法人グリーンコープ、生活再生ワーカーズともに、共同購入ワーカーズ、店舗ワーカーズ遊が参加し、総勢21名の参加を得て開催しました。今回はコロナ禍の対策もあり、各団体より1~2名の参加としました。
・2017年7月の九州北部豪雨発災より3年が経過し、グリーンコープは発災直後からの様々な支援活動の中で出会ってきた団体と共に手を取り合い、被災地(者)に寄り添いながら必要とされる支援活動に今日まで取り組んできました。
その経過を経て、これから被災地域で人と人とが助け合って、健やかに生活して生きていける地域再生復興、地域づくりを共にすすめていくことを目的とし、また、団体間で連帯・連携することやグリーンコープが支援することで、前進、あるいは実現出来る支援(事柄)がないか、等を発見できる場として開催しています。
・今回も自己紹介と各団体からその後の支援活動報告をしていただき、今後の活動について思い思いの意見を出し合っていただきました。共通して、コロナ禍の中、それぞれの悩みと苦労されていることが分かりました。また、「3年後となる今年に、九州北部豪雨を忘れない朝倉市全体をイメージした何らかのイベントが開催できないだろうか」のご意見も出されましたが、一方で「コロナ禍の状況下では難しい」とのご意見もあり、今後の様子を見ながら引き続き検討していくことにしました。加えて参加者からこのような会議の必要性と広がりを作っていきたい等のご意見もだされました。次回、三回目となる総合支援会議を9月25日(金)に開催することを確認して、本日の会議を終えました。
<支援依頼団体への支援金贈呈>
・高木地区コミュニティ協議会高木地区活性化推進委員会からの「ご支援のお願い」(高木地区は2017年豪雨災害の時、壊滅的な被害を受けた地域で、復旧から復興へ10年先の地域を描きながら活動しておられます。地域の主産業の農業を軸に地域を元気にする為のピーアールやホームページを充実させるなどの活動の支援依頼をされています。)を受けて、先日、組合員との出会いの場を設け、支援することを確認していました。その支援金の目録を本日、贈呈しました。代表者からは感謝の言葉をいただき、今後の復興活動について意見交換を行いました。
<本日の支援者>
・ふくおか本部:1名、南地域本部:2名、久留米支部:2名
・共同購入ワーカーズ久留米支部:1名、店舗ワーカーズ遊:1名
・社会福祉法人グリーンコープ:1名、生活再生ワーカーズともに:1名
【7月29日(水)】
<支援物資、他>
・朝倉市杷木の自主避難所を運営している志波地域コミュニティ協議会より、マットレスの支援要請を受けて、20人分のマットレスとカバーをお届けしました。
・長引く雨に自主避難所を運営している志波地域コミュニティ協議会の方も連日の泊り込みで疲れている様子が伺えました。雨が降るたびに避難されてくる高齢者の方々が少しでも睡眠が取れるようにと思い支援しました。コミュニティ協議会会長と事務局長から感謝の言葉をいただきました。
2020年8月21日