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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(7月25日~26日)

 

令和2年7月豪雨災害で被害を受けられた皆様に

謹んでお見舞いを申し上げます。

グリーンコープでは、今回の「令和2年7月豪雨」の被災地支援活動を7月4日から開始しました。
グリーンコープ生協くまもとの支援活動のようすを報告します。

 

【7月25日(土)】

人吉エリア

(1)本日の支援者
グリーンコープ連合:1名、グリーンコープ生協ふくおか:2名、くまもと共同購入ワーカーズレインボー:3名、グリーンコープ生協くまもと:4名の合計10名体制でした。

(2)物資の受け取り状況
2名の方が受け取りに来られました。

(3)夕食の配布、避難所での炊き出し
人吉市下新町地区に13個のお弁当をお届けしました。
球磨郡球磨村渡のお宅に29個のお弁当をお届けしました。
球磨郡球磨村にある「高齢者生活福祉センターせせらぎ」に20個のお弁当をお届けしました。

(4)避難所対応
球磨村の被災者の村外避難所になっている旧多良木高校に冷蔵庫を持って行きました。

(5)本日の片付支援作業
被災した組合員からの依頼がありましたのでお伺いし、家財の搬出を行いました。
上新町キープ&ショップ人吉の前の床屋さんの床板剥がしをお手伝いしながら、床下の土砂をとりました。

(6)その他報告事項
午前中に、人吉球磨地区の組合員から情報のあったお宅にお伺いしました。このお宅は山の中にあるということと、被災したお宅が集落中で1~2軒ということもあり、ほとんどボランティアは入っていませんでした。畳がぬれていましたので、早速、ご本人の知り合いの大工さんを呼んでいただき床板を外しました。そうしたところ、床下には土砂がたくさん入っていました。ご本人もかなり驚かれました。これだけの土砂が入ってしまった場合、泥をとって洗浄した後は数ヶ月間十分に乾燥させなければ、カビが発生し健康被害を引き起こしてしまうことをご説明しました。しかも乾燥させる間は家に住めなくなりますので、今回の件についてはまずは福岡にいる息子さんと今後のことをよく話し合ってから進めていただくことにし、その上で必要な際は私たちが土砂を出すことなどをお伝えしました。
その後福岡の息子さんから私たちに連絡が入りました。このお宅については、地域全体で対応していただくことになったこと、息子さん自身もすぐに駆けつけます、とのことでした。これからのことが気になりますが、放置されていた状況から前進したことはよかったのではないかと思います。

昨日上新町キープ&ショップ人吉の中に憩いのスペースを設けましたので、早速、ボランティアさんを暑い家の中で待っている女性にくつろいでいただきました。女性は「ここはクーラーがきいて天国みたい、本当にありがとうございます」とおっしゃいました。また、唯一無事だった写真の写真洗浄を託されました。その後女性はすやすやとお昼寝されました。かなり疲れておられたようでした。

 

【7月26日(日)】

(1)本日の支援者
キープ&ショップ人吉の立ち上げメンバー:1名、キープ&ショップ人吉のスタッフ:1名、グリーンコープ生協くまもと:1名の合計3名で行いました。

(2)物資の受け取り状況
8名の方が受け取りに来られました。
キープ&ショップ人吉の立ち上げメンバーで現在福岡在住の方(グリーンコープ組合員)が応援に来られました。以前ご自身が住んでいた地区への物資のお届けをお願いしました。

(3)夕食の配布、避難所での炊き出し
人吉市下新町地区に13個のお弁当をお届けしました。
球磨郡球磨村渡のお宅に29個のお弁当をお届けしました。「お弁当を34個にしてほしい」との相談がありました。
球磨郡球磨村にある「高齢者生活福祉センターせせらぎ」に10個のお弁当をお届けしました。

(4)その他
今後の再建についてお尋ねに来られた方がいらっしゃいましたので、アドバイスをしました。
具体的には、「浸水した床はどの位乾かせば良いのか、その間はどの様に過ごすのが良いのか、生活が出来なくなるのでキッチンの床だけは外したくないがそれでも良いのか」などの質問でした。
人吉市は見なし仮設となるアパートや借家が無いので、自宅再建を急ぐ方が多いと感じています。乾燥が不充分な状態で再建を急いでしまい、リフォーム後にまたカビが生えて来た事例をお話しし、「一緒にゆっくりと考えていきましょう」とお伝えしました。


※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
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2020年7月31日

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