令和2年7月豪雨の被災状況と災害支援活動の報告です

令和2年7月豪雨災害で被害を受けられた皆様に

謹んでお見舞いを申し上げます。

 

7月4日(土)未明から降り続いた大雨の影響で、熊本県南部を中心に各地で土砂崩れが発生したり、1級河川の球磨川が上流から下流までほぼ全域で氾濫し、球磨村や芦北町、人吉市、八代市の広域に渡る大規模な水害が発生しています。
その後、熊本県だけでなく福岡県では大牟田市や久留米市、大分県では日田市など、全国各地で大雨による被害が発生しています。
グリーンコープでは、7月4日から被災した地域での支援活動を開始しました。大雨となった地域の被災状況とあわせて報告します。

 

【7月4日(土)】

熊本県芦北町
7月4日から芦北町で水やタオルを配り、支援活動を開始しました。
芦北町の避難所は5ヶ所で、避難者数は正確に把握できていませんが、5ヶ所で100人位と思われます。

広範囲で冠水した芦北町

熊本県人吉市
人吉市には、7月4日には入れませんでした。

 

【7月5日(日)】

人吉市に入ることができ、芦北と人吉の2チームに分かれて支援活動を行いました。

(1)芦北チーム
組合員宅1件と地域の消防小屋にお見舞いかたがた地域の様子をうかがいに行きました。
避難所5か所の内3か所に伺い、新品・中古タオル合計300、歯磨き粉200をお届けしました。行政の給水車が到着しておりご近所の方が水を求めて集まっていました。

(2)人吉チーム
停電や断水のところもありますが、水は引いて車がだいぶ入れるようになってきました。給水車も稼働し始めています。
キープ&ショップ人吉の片付けをしました。上新町地区、下新町地区の自治会長さんとグリーンコープ職員で打ち合わせをしました。


キープ&ショップ人吉も大きな被害を受けました


グリーンコープが災害支援用に持っているミニダンプと重機を人吉に運び、泥だしの作業を行いました

上新町地区から炊き出しの要望がありましたが、衛生面のことを考えて夕飯に弁当を準備することになりました。くまもとの配食ワーカーズ「パセリ」に相談し、別に朝食用としてパンを準備します。
上新町地区の自治会長さんのご自宅の軒先をお借りし、上新町地区とグリーンコープの災害ステーションと位置づけました。ノンカップ麺500、缶詰(さば、いわし、さんま)約1000、その他、水、ゴミ袋、どんぶり、紙皿、ボール、割りばしをお届けしました。

洗濯機2台、乾燥機2台を準備し、グリーンコープのファイバーリサイクルセンターへ衣類などの手配を依頼しました。その他、高圧洗浄機の準備などについて打ち合わせしました。

 

【7月6日(月)】

(1)芦北エリア
避難所(城山スカイドーム)へハブラシをお届けしました。パンも準備しましたが備蓄があるということでした。
組合員宅とその近辺の地域の組合員へパン(80個)を、蛇口からの水が濁っているという方へは水をお届けしました。

芦北町役場へ水22ケース、ノンカップ麺6ケース、アルファ米(五目・白)28ケースをお届けしました。

(2)八代エリア
二見地区にあるグリーンコープの取引先メーカーのニッコーさんに土砂が流れ込んで大変な状況だとの連絡を受け伺いました。社員の皆さんへノンカップ麺3箱をお届けしました。
坂本地区のみなさんの避難所となっている八代総合体育館へ行き、責任者の方とお会いすることができましたので、必要な物資の連絡をいただけるようお伝えしました。常時100人程の方が避難所を利用されているとのことでした。

(3)人吉エリア
雨のため高速道路が使えず、人吉市へ向かうことができませんでした。本日は洗濯機を購入しお届けする準備をしました。

(4)ワーカーズ関係
7月4日から連絡がとれずにいたワーカーと翌5日のお昼過ぎに連絡がとれました。孤立状態にあったとのことでした。水やタオル、食料をお届けしようとした際に自衛隊の第1便と一緒になったので、車輌の通れない道を荷物を運んでいただき、徒歩で現地まで伺いました。

救出されたワーカー

 

【7月7日(火)】

1、熊本県

(1)芦北エリア
1)海浦地区
ノンカップ麺10ケース、中古タオル10ケースをお届けしました。

前日崖崩れで共同購入の配達が出来なかった4班へ配達しました。合わせて、組合員宅とその周辺へ支援物資をお届けしました。
2)佐敷地区
ノンカップ麺5ケース、中古タオル10ケースをお届けしました。

(2)人吉エリア
1)球磨郡の孤立地域から電源の要望を受け、発電機、電源タップをお届けに向かいましたが、橋の崩落などでお届けすることができませんでした。
2)キープ&ショップ人吉のごみ処理と土砂清掃をキープ&ショップのスタッフの皆さんと行いました。

清掃後のキープ&ショップ人吉

3)配食ワーカーズ「パセリ」の弁当を上新町地区に20食、下新町地区に50食配達しました。

 

2、大分県

日田市内、九重町で河川の氾濫があり、県内12箇所で土砂崩れによる通行止めも発生しています。
グリーンコープの共同購入配達のトラックが崖崩れに挟まれ一時身動きが取れない事態となりましたが、後ほど無事救助されました。物流便も土砂崩れのため、立ち往生する事態が発生しました。
玖珠方面は高速も一般道路も通行止めとなり、配達を翌日にすることにしました。
安全を最優先に考え業務をすすめています。


雨の影響で崩れた玖珠川沿いの国道

 

【7月8日(水)】

1、福岡県

(1)大牟田支部
冠水のひどかった大牟田市内は本日朝の時点でほぼ水が引きました。
共同購入の配達時に、組合員にタオルを配布したり、被害にあった組合員宅を訪問したり、避難所にもタオルをお届けするなど行いました。
家屋に土砂が流入しているという状況はあまりない様子です。

(2)久留米支部
久留米市内は16時ごろまで水が引かないエリアがあり、共同購入の配達が完了していないコースがあります。
冠水のひどかったエリアにあるキープ&ショップあいかわは80cmほど浸水しており、本日16:30ごろに水が引きました。冷蔵ショーケースやカウンターなどが横倒しになっている状態で、明日、片付けを行う予定です。

【キープ&ショップあいかわ】オレンジ色の線まで浸水しました


【キープ&ショップあいかわ】バックヤードの流し台も横倒しに

 
【キープ&ショップあいかわ】店内

(3)筑豊東支部
がけ崩れの影響で昨日の商品をまだお届けできていないところがあります。組合員と連絡が取れ、片側なら通行できるかも、とのことでしたので、明日安全確認ができれば商品配達に向かいます。

 

2、大分県

(1)玖珠・九重地域
玖珠・九重地域の断水している組合員宅を中心に飲料水をお届けしました。「すぐ持ってきてくれてうれしいです」と感謝の言葉をいただきました。
避難所はいくつかありますが、本日訪問した組合員はみなさん避難はされていませんでした。
組合員から水と簡易トイレの要望があり、入荷次第お届けするようにします。

(2)日田市の取引先「伊藤食品」を訪問
被災状況の聞き取りに行きました。加工工場が大きく被災されていますが、「物資や応援は必要ない」とのことでした。被災した現地を確認して必要な支援を行いたいと思います。

(3)日田センターエリア内の配達について
共同購入の配達の一部で、組合員宅まで行けずに途中まで取りに来ていただく場合がありました。
通行ができないところは迂回を繰り返して配達しました。

(4)由布市内の避難所訪問
由布市内に開設されている避難所を訪問しました。「日中は全員自宅に帰られていて、夜も昨日は避難される方はいなかったが、雨が強くなると来られるかもしれない」ということでした。
避難所の一つになっている由布市役所本庁舎前の駐車場に自衛隊が駐留しており、道路もつながっているため物資等は十分にある様子でした。

(5)庄内町小野屋で水害、龍原・大龍地域で土砂崩れによる通行止めが発生
小野屋は大分川の川べりにある、国道から一段低い地域の商店街です。
本日の庄内方面の配達に中古タオルを持参し、必要な組合員に配りながら状況を確認しました

2020年7月10日

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