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2019年8月九州北部大雨災害支援報告です(4月6日~11日)

<見守り訪問活動>
4月6日
大町町2世帯の見守り訪問活動を行いました。
1世帯目は、高齢者の一人暮らし世帯で水害、油被害により自家用車を廃車され、通院や買い物などの外出に不自由をされているため、大町町から提供されたタクシー券をお届けしました。
2世帯目は、先日修繕工事が終わられ、その後の様子について、伺いました。高齢の一人暮らし世帯で自宅の環境も被災前に戻り、体調も良くなられ、落ち着かれている様子でした。 

4月7日
大町町3世帯の見守り訪問活動を行いました。
3世帯とも被災した自宅を離れ、大町町が準備した民間のアパートに見なし仮設として入居・生活されています。
同じく大町町内で被災し現在はグリーンコープで災害支援スタッフとして活動している被災者の方と一緒に訪問活動を行いました。同じ町民ではありますが、生活されているエリアが異なるため、初対面ではありましたが、それぞれ被災当日の話から、その後の生活のことなど色々お話されていました。

武雄市1世帯の見守り訪問活動を行いました。
高齢の一人暮らし世帯で、自家用車を持っておられず、移動手段が無いため、買い物など不自由をされています。ここ数日体調も思わしくない様子だったので、牛乳やレトルトのあじの南蛮漬けやごぼうサラダなど簡単に摂れる食料をお届けしました。

4月8日
大町町2世帯の見守り訪問活動を行いました。
1世帯目は、水害、油被害により自宅を解体され、現在は倉庫の2階にて家族3人で生活されています。炊事ができる環境が整っていないため、レトルトのおかずや冷凍食品などの食料をお届けしました。
2世帯目は、高齢者の一人暮らし世帯で、自家用車などの移動手段が無く、買い物などの外出に不自由をされているため大町町から提供されたタクシー券をお届けしました。

4月9日
大町町2世帯の見守り訪問活動を行いました。
1世帯目は、借家だった家は水害、油被害により大家さんが解体を決断されたため退去し、現在は大町町の公営住宅に高齢のお母さんと息子さんで生活をされています。前回お伺いした際には、今後の生活拠点をどうするか他市町村も含めて考えておられましたが、ご本人や息子さんの体調も良くないため、あまり進展はしていない様子でした。
2世帯目は、高齢のお母さんと障害がある娘さんの2人で生活をされています。水害、油被害により自家用車を廃車にされ通院や買い物などの外出に不自由をされているため、大町町から提供されたタクシー券をお届けしました。

4月10日
大町町2世帯の見守り訪問活動を行いました。
お伺いしたのはどちらも、現在見なし仮設に入居し、生活をされている世帯です。
1世帯の方は、4月から小学校1年生になる子どもさんがおられ、水害以降、避難所での生活が長かったことで精神的に不安定な状態で、今日は初登校日でしたが不安や緊張から急に行かないと言い出し、朝から大変だったそうです。水害から200日が過ぎ生活環境が整ってきていても、雨の日の雨音で「また今年も水害が…」などと不安になったり、精神的に不安定な状態が続いている方が、子どもからご高齢の方までおられます。

4月11日
大町町1世帯の見守り訪問活動を行いました。
水害、油被害により、現在自宅の修繕工事をされています。炊事ができる環境が整っていないため、牛乳や冷凍食品などの食料をお届けしました。
また、上記とは別に子どもさんがいる2世帯に、先日おもやいボランティアセンターからいただいた、布マスクをお届けしました。どちらも小学校新1年生になる子どもさんがおられ、給食用のマスクが必要と学校から言われ、市販でも新型コロナウイルスの影響で購入出来ずどうするか悩まれていて、「良かった~。助かります」と、とても喜ばれていました。

武雄市1世帯の訪問活動を行い、こちらにも小さな子どもさんがおられるため、おもやいボランティアセンターからいただいた、布マスクをお届けしました。

<その他>
4月6日
武雄市北方町を拠点に活動されている「おもやいボランティアセンター」より、新型コロナウイルス対策用に製作されたの手作りマスクを、「高齢者や子どもさんがいる家庭でマスクが不足しているという世帯にぜひ活用していただきたい」と譲っていただきました。数に限りがあるため、子どもがいる世帯や高齢者世帯に優先して配布を行います。

4月8日
大町町や関係団体(大町町社会福祉協議会、SPF、おもやいボランティアセンター)との定期協議に参加しました。
大町町内で被災に伴う解体申請や応急修理申請をされたほとんどの世帯で、解体や修繕工事が完了したとの報告がありました。応急修理の2世帯については、新型コロナウイルスの影響でトイレなどの資材が調達出来ず、完了が7月末になるとのことです。また、現在グリーンコープで配布しているタクシー券については、引き続き支援が必要と行政が判断された1世帯を除き4月末で終了することを再度確認しました。


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2020年6月3日

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