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2019年8月九州北部大雨災害支援報告です(3月23日~28日)

<大町町配食支援>
(1)在宅被災者で、高齢世帯で買い物や炊事が困難な世帯や、修繕工事が進まず、未だ炊事環境が整備されていない世帯を対象に食事(弁当)支援と食料支援を行っています。
・2地区2世帯 昼食4食(土曜日、祝日は7食)、夕食7食
高齢者世帯のお宅で、改めて、3月いっぱいで弁当の配食支援が終了することを案内しました。ちょうど別居されている娘さんも帰省されており、「長い間、本当にありがとうございました」ととても感謝されていました。

<見守り訪問活動>
3月23日
大町町2世帯の見守り訪問活動を行いました。
1世帯目は、先日までグリーンコープで災害支援スタッフとして活動されていましたが、体調を崩されたため退職され、その後の様子をうかがいに訪問してきました。体調は少しずつ回復されてきたようで、顔色も良くなられており、ここ最近は天気の良い日には、健康のためにウォーキングを始められたそうです。
2世帯目は、高齢者の一人暮らし世帯で、大町町から提供されたタクシー券はあるとのことでしたが、高齢で買い物の際にお米などの重い荷物の買い物が不便で購入が出来ていないとのことで、大分の寺院から支援物資としていただいた支援米をお届けしました。

3月25日
大町町3世帯の見守り訪問活動を行いました。
2世帯については、水害、油被害により自家用車を廃車され、買い物などの外出に不自由をされているため、大町町から提供されたタクシー券をお届けしました。また、本日の大町町の定例協議で4月末でのタクシー券の配布終了を確認しましたので、それぞれのお宅に事前にお知らせました。
1世帯については、水害、油被害により自宅を解体され、現在は倉庫2階にて生活をされています。炊事できる環境が整っていないため、即席の麺類や味噌汁などの食料をお届けしました。

武雄市1世帯の見守り訪問活動を行いました。
高齢者の一人暮らし世帯で、自家用車を持っておられず、買い物など外出に不自由をされています。炊事できる環境も整っていないため、おかずの準備が難しいとのことで、即席の麺類や味噌汁などの食料をお届けしました。

3月27日
大町町4世帯の見守り訪問を行いました。
1世帯目は、高齢者の一人暮らし世帯で、自家用車などの移動手段が無いため、大町町から提供されたタクシー券をお届けしました。ちょうど徒歩で買い物に出掛けられるところでしたが、雨が降っていたのでどうしようかと悩まれていました。
2世帯目は、現在自宅の修繕工事中で、台所が使えず、炊事に不自由をされているため、レトルトの惣菜や冷凍食品などの食料をお届けしました。
3世帯目は、こちらも現在自宅の修繕工事中ですが、そもそも、発災後、自宅の基礎部分の油の除去に約5ヶ月の時間が掛かったため、年明けからの工事着工となっています。すでに床板も張られ、少しずつ生活環境が整ってきていました。
4世帯目は、先日修繕工事が完了し、家具なども移動され、元の生活に戻られました。その後、様子をうかがいに訪問したところ、近所の方数名と楽しくお話をされており生活環境も元に戻ったと安心されていました。水害から7ヵ月が経過し、地域住民同士の繋がりが途絶えていたものが、また少し繋がりつつある様子です。

<その他>
3月25日、大町町や関係団体(SPF、おもやいボランティアセンター)との定期協議に参加しました。
大町町内で被災に伴う、応急修理申請をされた136世帯のうち129世帯は修繕完了。解体助成申請をされた17世帯のうち11世帯が解体完了など、被災者世帯の進捗状況について、情報を共有しました。前回からの継続で、修繕・解体後の生活をどうされるかが不明な世帯もあるため、グリーンコープからの見守り訪問と並行して、引き続き、聞き取りを行っていきます。また、現在グリーンコープで配布しているタクシー券については、被災者の生活環境の自立に向け、4月末で終了することを確認しましたので、配布対象の世帯には事前に告知を行っています。


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2020年4月30日

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