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2019年8月九州北部大雨災害支援報告です(1月14日~17日)

<グリーンコープ生協さが>からの報告

<大町町配食支援>
在宅被災者で、高齢世帯で買い物や炊事が困難な世帯や修繕工事が進まず、未だ炊事環境が整備されていない世帯を対象に食事(弁当)支援と食料支援を行っています。
・2地区2世帯 昼食4食、夕食7食

2世帯のうち1世帯は、発災後、業者からの自宅の修繕の見積もりに何度も修正があり、未着工のまま炊事がまったくできない状態だったため、昼食・夕食の弁当支援を続けてきましたが、ようやく今月下旬から工事が始まる予定になったそうです。園児や小学生のお子さん3人のお宅で、自宅1階が被災し2階で生活を続けておられました。自宅の修繕が進展したことで、顔色も少し明るくなられていました。

<見守り訪問活動>
1月14日
大町町7世帯の見守り訪問活動を行いました。
7世帯のうち3世帯は、高齢者の一人暮らし世帯で、自家用車が無く通院や買い物に不自由をされているため、大町町から提供されているタクシー券をお届けしました。
2世帯は、12月末に訪問した際に、修繕工事が年明けということだったので、再訪問し、工事の進捗状況や生活状況を確認しました。工事中ではありましたが、風呂やキッチンなどは使える状態で現時点で生活に困っていることは無い様子でした。後日、再度様子を確認します。
1世帯は、現在見なし仮設にて生活され、自宅は解体予定とのことで自宅の片付け作業をされていました。毎日作業されているようで、奥様の顔に疲れが見えました。グリーンコープのカフェミルクがお好きな方でしたので、元気を出していただけるように、カフェミルクをお渡ししました。
1世帯は、こちらも見なし仮設にて、高齢のご夫婦と視覚障がいがある息子さんの3人で生活されており、炊事ができる環境はありますが、ガステーブルがなく、電子レンジで温めて食べられる食事を摂られているとのことでした。高齢のご夫婦ということもあり、火気は使えないとのことで、経済的な理由で購入も難しい様子だったので、グリーンコープから卓上IHコンロをお届けしました。お届けした際には、「これでちょっとした料理が出来る」と喜ばれていました。

武雄市1世帯の見守り訪問活動を行いました。
武雄市の見なし仮設(市営団地)にて生活されており、被災した自宅は解体をされる予定で、今後も現在の見なし仮設で生活を続けられるようです。発災から4ヶ月が経過しましたが、精神的に不安定な状態が続き、ちゃんとした食事が摂れない日もある様子だったので、びん牛乳や野菜(人参・玉ねぎ・じゃがいもや大根など)、シチューの素などの食材をお届けしました。

1月15日
大町町5世帯の見守り訪問活動を行いました。
3世帯は、高齢者の一人暮らし世帯で、移動手段が無く買い物など外出に不自由をされているため、大町町から提供されたタクシー券をお届けしました。
また、その中の1世帯については、寒さの影響で体調を崩されており、食事の準備も出来ない様子だったので、レトルトごはんや魚缶などの食料をお届けしました。
1世帯は、年末で修繕工事が中断していたので工事の進捗状況を確認しました。年明け後も工事は進んでおらず、翌週から再スタートするとのことで、炊事ができなくなる可能性もあるため、次週改めて訪問し確認します。
1世帯は、水害により自宅を解体され、倉庫2階の狭いスペースに家族3人で生活されています。日中はご主人だけで生活されており、食事の準備が出来ないためレトルトごはんや魚缶、レトルトカレーなどの食料をお届けしました。

<その他>
大町町との定期協議に参加しました。
グリーンコープからは、年末まで物資を提供していた下潟公民館などで、今後茶話会など地域住民の憩いの場所を準備することを報告し、引き続き、被災者に寄り添った支援を行っていくことを報告しました。

 


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2020年1月24日

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