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2019年8月九州北部大雨災害支援報告です(12月6日)

<グリーンコープ生協さが>からの報告

◆12月6日(金)

1、大町町災害支援
(1)在宅被災者支援
1)大町町(下潟公民館)物資支援
下潟公民館を地域の在宅被災者への物資提供や地域の情報ステーションとして運用しています。
本日は、以下の物資をお届けしました。
・びん牛乳7本
・カフェミルク8本
・ヨーグルト12パック
・きんぴらごぼう5パック
・さばの味噌煮5パック
・阿蘇の伏流水を使った絹豆腐6パック
・小さな白菜5玉
・人参・玉ねぎ・じゃがいも5袋
・冷凍焼きビーフン5パック
・汁物ミックス5パック
・塩味さば5パック

下潟公民館の周辺は油被害が酷かったエリアで、住民によっては家を解体することを決断された方も数世帯いらっしゃいます。
公民館の目の前のお宅も、本来は3軒が横並びに建っていましたが、本日の時点で、2軒は解体工事が進み、残る1軒も今後解体を予定されています。

(2)みなし仮設入居者支援
1)大町町内で5世帯がみなし仮設にて生活されています。(私たちが訪問活動などを通して把握している情報です)
・下潟地区 1世帯2名(町営団地)
・中島地区 1世帯1名(町営団地→アパート)
・恵比寿地区 2世帯6名( アパート )
・大黒町地区 1世帯1名(町営団地)

下潟地区で被災され、現在町営団地で生活をされている方が、来週転居されるとのことですが、転居先での新たな生活に支援出来ることがないか、訪問対応を行う予定です。
また、中島地区で被災され、一昨日、町営団地から町内の民間のアパートへ転居された方のお宅を訪問しました。自宅はまだまだ引越し作業に追われ、バタバタとされている様子でした。
 
2、大町町配食支援(在宅被災者で、高齢世帯で買い物や炊事が困難な世帯や修繕工事が進まず、未だ炊事環境が整備されていない世帯を対象に支援を継続しています)
・昼食用の弁当9食(地元の弁当屋で手配)
下潟地区在宅被災者 2世帯 2食(+レトルトごはん2食、即席味噌汁1パック)
中島地区在宅被災者 1世帯 3食
大黒地区在宅被災者 2世帯 4食(+阿蘇の伏流水を使った絹豆腐、さばの味噌煮、いわしの生姜煮、冷凍焼ビーフン 各1パック)

下潟地区の在宅被災者宅(1世帯)で、お弁当をお届けした時に修繕工事の進行具合を見せていただきました。
工事中に壁を剥がしたところ、相当なカビが発生していることが判明し、現在は1Fのすべての壁紙が剥がされている状態です。
当初は12月中旬頃には工事が完了する予定でしたが、工期が延長となっています。

・夕食用の弁当8食(地元の弁当屋で手配)
下潟地区在宅被災者 1世帯 2食
大黒地区在宅被災者 1世帯 4食 
新町地区在宅被災者 1世帯 2食

新町地区の在宅被災者宅の修繕工事が12月8日(日)に完了するとのことで、明日で支援終了の申し出がありました。
しかし、これまで他の在宅被災者宅の工事でも計画通りに進んでいないことがあったため、12月9日(月)に見守り訪問を行う予定にしています。

3、大町町地域被災者への見守り支援
本日は、2世帯の在宅被災者宅を訪問し、現在の生活状況の聞き取りと以下の物資をお届けしました。
1軒目は、高齢者の独居世帯ですが、本日、修繕工事が完了したとのことでしたが、家財を揃えることが厳しい様子から、現在必要とされていたホットカーペットと鍋をお届けしました。
また、これまで工事中だったため、保留にしていた生活応援セットを同時にお届けしました。
「こんなにしてもらい本当にありがとうございます」と、とても感謝されていました。

2軒目も、高齢者の独居世帯ですが、買い物に不自由されており、きちんと食事を摂られていない様子だったため、以下の食料をお届けしました。
・びん牛乳1本
・ヨーグルト1パック
・さばの味噌煮1パック
・いわしの生姜煮1パック

4、武雄市災害支援
1)子ども支援
武雄市朝日町にある朝日小学校校区の児童を対象に学習支援を行っている団体(朝日スタディサポート)より、明日、被災された子ども達も対象にAスタ寺子屋(学習塾のようなもの)を開催されるとのことで、お菓子の物資支援の相談があり、本日、ベビードーナツ3袋、チョコきのこ5袋をお届けしました。

5、その他
1)大町町ローラー訪問
大町町との協議の場で共有していた情報以外にも支援が必要な可能性がある世帯の情報があり、本日訪問活動を行いました。
11世帯のお宅を訪問し、5世帯に会うことができ、現在の生活状況について聞き取りを行いました。
2世帯のお宅で、1ヶ月前の聞き取り時には、家財道具が被災して無いとのことでしたが、今現在でもその状況が続いていました。寒くなってきており、暖房器具をお届けする予定です。

2)大町町から委託されたオゾン脱臭器の設置
武雄市北方町を拠点に活動されている「おもやいボランティアセンター」より、先日大町町の在宅被災者宅の支援で訪問した際に、カビの臭いが酷かったとの情報があり、本日訪問しました。情報通り、室内はカビの臭いがしていましたので、大町町から委託されたオゾン脱臭器を設置してきました。


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2019年12月13日

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