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共同体組織委員会の「2019年度 せっけん学習会」の報告です


2019年度 せっけん学習会

~せっけんを使って、暮らしをかえよう~

開催日:2019年3月20日(水)
     10:30~12:15
会 場:九州ビル9階 大ホール

主 催:グリーンコープ共同体 組織委員会
参加者:103名

 

グリーンコープは年間をとおして、せっけんの利用を組合員に広めています。せっけんはグリーンコープを象徴する商品です。今年度もせっけんのよさをわかりやすく伝え、場面ごとの使い方などを具体的にお知らせし、せっけんの利用者を増やしていくことができるように取り組んでいきます。

<学習会の様子>
2019年度は、有害化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)より中地重晴さんを講師にお招きし、せっけんのよさ、合成洗剤、香害を含めた有害化学物質についてお話しいただきました。

せっけんと合成洗剤の違いについて、それぞれの特徴、毒性や環境への影響など、詳しく、わかりやすくお話しいただきました。さらにPRTR制度、香害やマイクロプラスチック問題など幅広いお話をお聞きすることができました。

<各単協の取り組みグッズを展示>
単協でのアイディア満載の取り組みグッズを展示しました。

・「水はめぐる」ボード
(グリーンコープ生協おかやま)
・「お水くんのたび」
・せっけんパネル
(グリーンコープ生協ひろしま)
・「せっけんクイズ」ボード
・パネル
・ポップ
・冊子
(グリーンコープ生協ふくおか)
・ナチュラルクリーニングレシピ「さしすせそ」
・「せっけん学習会パネル」
(グリーンコープかごしま生協)

 

<せっけん運動ネットワークのシャボン玉月間ポスター応募作品を展示>

グリーンコープ全体で34点の応募がありました。

 

<2019シャボン玉フォーラムinやまぐちのアピール>

ポスター、Tシャツ、バッジなどのグッズを展示しました。
 
<参加者の感想(参加者アンケートより)>
・はじめの挨拶の中で、グリーンコープの組合員のせっけん利用率が1割に満たないことを聞き、「そんなに少ないのか」と、とてもびっくりしました。せっけんのよさを伝え、利用を呼びかけていきたいです。
・同じ成分でも品質表示の書き方が違うことを知り、驚きました。
・化学物質について深く考えさせられました。なぜ、せっけんを使うことが環境を守ることになるのか、せっけんのよさがよくわかりました。
・最近は香りを強調した合成洗剤や柔軟剤について問題になっていますが、香り成分にも健康被害があることを伝えたい。
・合成洗剤と化学物質、環境ホルモンとの関係を知り怖くなりました。私たちが掃除や洗濯などに合成洗剤を使わずせっけんをつかうことが環境を守り、未来にもつながっていくことを改めて感じました。
・自分で選ぶために、知ることが大事だと思いました。今日学んだことをたくさんの人に伝えていければと思います。
・せっけんの話だけではなく、香害やマイクロプラスチックまで盛りだくさんの内容で大変勉強になりました。有害性のあることが一目でわかるパッケージ表示がされるようになるといいと思いました。
 
<学習会を終えて>
せっけんを入り口に私たちの暮らしの中に存在する有害な化学物質について、表示のこと、環境や人体への影響、そして、香害やマイクロプラスチックの問題を含め、広くお話を聞くことができました。専門的な内容についてもわかりやすくお話いただき、 理解を深めることができました。
私たちの暮らしに欠かせない“洗う”ことや“きれいにする”ことのため、本当に多くの化学物質が存在していることを知る中で、だからこそ、せっけんを使うことが大切であると共有することができ、せっけんを伝える語り口を得ることができました。
各単協で活用されているせっけんの情宣グッズや5月に開催される「2019シャボン玉フォーラムinやまぐち」のポスターやTシャツなどの展示では、せっけん運動に取り組む思いとアイディアを共有することができました。
有害な化学物質については、遺伝子組み換え問題や環境ホルモン問題、脱原発運動などをとおして学び、さまざまに取り組みをすすめていますが、せっけん運動もまたいのちを守る取り組みであることを再確認し、自信をもって伝えていこうと弾みのつく学習会となりました。
以上
 

2019年4月16日

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