宮城県亘理町の加工用トマトの定植の様子が届きました
いちごの一大産地だった亘理町の吉田地区は、津波による塩害でいちごの露地栽培ができなくなってしまいました。そこで、2012年から塩分に強い加工用トマトの栽培に取り組んでいます。共生地域創造財団を通してグリーンコープも支援を続けています。
収穫したトマトは「亘理の真赤なトマトジュース」「亘理の真赤なトマトケチャップ」に加工され、グリーンコープでも取り扱いました。地元でも人気の商品になっているそうです。
2014年5月、3回目の収穫に向け、トマトの定植が始まりました。しかし5月16日定植した苗のうち400~500本は、突然の強風のため倒れ、乾燥で枯れてしまいました。5月23日には枯れたトマトを抜き、作付しなおし、その後、順調に生育しています。今年は、150トンの収穫を目標にしています。

5月16日
定植時に突風で倒れてしまった
加工用トマトの苗

5月16日
風で水分を失い萎れていく苗

6月4日
定植から22日経過。花芽も多く順調に生育

6月4日
被覆資材で覆った一部の苗はさらに大きく成長
6月4日 再定植した苗も元気に生育中
2014年6月19日