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マイファーム亘理(わたり)への「加工用トマト生産奨励金」の目録贈呈式を行いました

宮城県亘理町の被災された農家の方々が、農業復興に向けて設立した「農事組合法人マイファーム亘理協同組合」(マイファーム亘理。現在は「株式会社マイファーム宮城亘理農場」)。グリーンコープでは、共生地域創造財団とともにマイファーム亘理の加工用トマト栽培の支援をしてきました。今年は41トンの収穫があり、「亘理の真赤なトマトケチャップ」「亘理の真赤なトマトジュース」などに加工されます。 
 2013年11月5日(火)に、マイファーム亘理への「加工用トマト生産奨励金」目録贈呈式を行いました。

<贈呈式の様子>

ひょうご理事長の土方さんがマイファーム亘理代表の千葉さんに目録を贈呈しました。

千葉さん(前列左)と土方さん(前列右)。他にもマイファーム亘理から、(後列)千葉さん、高野さん、小西さんが参加。

 

千葉さんからはお礼の言葉をいただきました。 
「この間多大なご支援をいただきありがとうございます。どうにか形になってきましたがまだ課題も多く、グリーンコープさんや共生地域創造財団さんの支援・指導を受けて運営できており、感謝しています。今はトマトは終了し、大根・白菜・にんにくを作付けし、自力運営できるように取り組んでいます。今回も生産奨励金を届けていただきありがとうございます。」

 

<マイファーム亘理の現在の様子>

昨年は加工用トマトを6町歩(約6ヘクタール)作付けしましたが、今年はマイファーム亘理の体力にあった面積を考え4町歩(約4ヘクタール)の作付けとなりました。作付け後の生育は7月上旬までは順調でしたが、7月中旬からの長雨で病気が発生してしまいました。そのため、収量が大きく減少して今期の収量は41トン(計画の27%)でした。来年から圃場整備が入りますが、来期までは今の畑で対応できるので、今期の反省をして、継続してトマト栽培を行っていきたいと考えられています。「亘理の真赤なトマトジュース」「亘理の真赤なトマトケチャップ」も口コミで好評です。また、被災した地域でこのように大きな規模でトマト栽培を行えたことが評価され、東北初の日本水大賞を受賞したことも、地域を大きく活性化させている様子です。

<今後に向けて>

近隣の農家のお母さん達や若い人などの新しい参加者もあり、マイファーム亘理の皆さんは元気に、来期も4町歩(約4ヘクタール)の作付けを計画しています。生産物を少しでも無駄にしないよう活用していくことが来期の課題になっています。 
グリーンコープは共生地域創造財団とともに、この2年間の支援の実績を基に、マイファーム亘理が自力での運営ができるように、伴走しながら必要な応援を考え、今後も農業復興応援を行っていきます。

2013年12月11日

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