6月9・10日、共生地域創造財団2周年報告会に参加したグリーンコープ共同体のメンバーは、主にグリーンコープが支援している事業を視察しました。

「共生地域創造財団 設立2周年報告会~いつか笑える日が来る~」のようすについては、コチラから。

デイサービスえん

宮城県山元町の沿岸部に震災2年前にオープンしたデイサービス「えん」は津波で全壊。利用者は全員車で避難し無事でしたが、経営する斉藤さん夫妻は海岸から約2キロ離れた自宅も床上1mまで津波が押し寄せ被災しました。3ヵ月後、自宅を清掃し自宅の狭いスペースでデイサービスを再開し、グリーンコープの福祉ワーカーズが継続的に支援に入りました。 
 一般の一軒家のような施設で、設備に頼らず温かい人の手で介護するサービスで、利用者のお年寄りは自宅にいるような気持ちでくつろげる空間です。

共同体メンバーと斉藤さん夫妻(後列右端と前列右端)

 

   

 

共同体メンバーと話も弾む利用者の方々

 

マイファーム亘理

 宮城県亘理町で加工用トマトの栽培をしている畑を視察。

 
一面のいちご畑だったところが今は荒野。その
一角に約4ヘクタールの、青々と育ったトマトの
畑が広がる。
 
トマト畑を管理する森さん。「昨年は地下水は塩分濃度が高く使えないから、ポンプ場まで水を汲みにいくのが大変でした。今年も頑張っています。」




今年のトマトの生育は順調。今年は少し早めの8月初めに収穫をスタートさせる予定です。

 

一般社団法人 WATALIS(ワタリス)

亘理町で被災地域のお母さんたちが集まり、FUGURO(ふぐろ)等を製作する事務所を視察。手仕事商品の評価は高く、現在は東京の百貨店やWeb販売などにも販路を広げています。

 
事務所内。地域の交流拠点となるよう、ここで
手仕事ワークショップや料理教室などが開催
されています。
 
着物の柄と色合いの組み合わせがおしゃれな
FUGUROや名刺入れなどが並んでいます。




ワタリススタッフの方々と共同体メンバー

一般社団法人コミュニティスペースうみねこ(2013年2月26日からママサポーターズの名前が変わりました)

 コミュニティスペースうみねこの活動場所でもあり、宮城県女川町で布草履づくりなどをしてお年寄りの居場所となっている「うみねこハウス」。

 
うみねこハウスでは布草履などの手作り品や
地元の特産品などを販売しています。組合員と
お年寄りたちとの話も弾みます。
 
女川名物のさんまを形どった「さんまnaたい焼き」




男性の仕事づくりとして始めたイチジク畑。向こうに見えるのは唯一浜で残っている2階天井近くまで浸水した代表の八木さんの実家の倉庫。

 

折浜・蛤浜

折浜と蛤浜は、宮城県石巻市の小さい浜。漁港の再編整備で拠点漁港から外されましたが、浜の方々の復興への熱意で例外的に行政による漁港の嵩上げ工事が行われました。2011年7月からグリーンコープのボランティアが入り牡蠣(かき)イカダの準備を始め、2012年12月に出荷を再開することができました。

 
昨年12月に完成した牡蠣むき小屋
 
蛤浜の亀山さん夫妻。後ろは共生地域創造財団と一緒に浜の復興支援に取り組んでいるドイツ人建築家が建てた倉庫。




蛤浜。右にある更地の住宅に住んでいた方々は、今は仮設住宅に住まわれていますが、今後高台にできる復興住宅に移転される予定。

2013年7月16日

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