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2011年春に組合員のみなさんから託された救援物資が活用され、喜ばれています

東日本大震災直後に呼びかけて、組合員や取引先から集まった救援物資は、10tトラック50台分にもなりました。すぐに被災地に届けられたものもありますが、暖かくなるに伴って、冬物衣類や布団類などは需要がなくなり、倉庫で出番を待っていました。それらが現在、有効に活用されています。

 

宮城県石巻市、亘理(わたり)町などを中心に、福島県から山形県に避難された人たちも含めて、被災者のみなさんに届ける活動を続けています。寒い仮設住宅で、支給されたこたつに布団がなくて困っていた人や、避難所から仮設住宅に入居する際に毛布を返却した人、防寒着がなくて困っていた人など、冬物の物資を必要とする被災者は多いようで、配布会にはたくさん人が集まります。

 

<石巻配布会>

<石巻配布会>
<石巻配布会>

 

<石巻配布会> <石巻配布会>

仮設住宅近くの、5000人規模のイベントに参加し、防寒着、文具、紙おむつなどを配布。布団・コタツ布団は予約で受け付けて、後日届けました。

 

<山形配布会の準備のようす>

<山形配布会の準備のようす> <山形配布会の準備のようす>

福島から山形に避難された4000人前後の方々への物資配布会。1日で35000点もの商品が配布されました。

 

<亘理配布会>

<亘理配布会> <亘理配布会>

 

<亘理町仮設配布会>

<亘理町仮設配布会> <亘理町仮設配布会>

亘理町では9つの仮設住宅、1000世帯の被災者対象に、集会所で配布会を行っています。混乱をさけるため事前受付にして15人単位で時間を区切って行っています。提供物資は、防寒着、マフラー、カイロ、靴下、下着、文具など。

 

<東松島配布会>

<東松島配布会>

他の団体との共同イベントでの配布会。現地ボランティアの応援もいただいて、防寒着、毛布、コタツ布団など、10t車1台分程度の物資を配布。

 

現在は、岩手県大船渡市、宮城県仙台市宮城野区、山元町へも物資を届けています。布団約4000セット、こたつ布団約1500セットの配布を終えて、毛布や防寒着などの配布会を続けています。物資を受け取った被災者のみなさんからはとても喜ばれています。

 

宮城県の牡鹿半島から女川(おながわ)、南三陸までの、支援物資が行き渡りにくい場所にある小規模の仮設住宅や在宅の被災住宅などには、米やスパゲッティ、醤油などの「生活応援セット」を届けながら、どのような支援が必要か聞き取りを行っています。また、クリスマス・正月を迎える被災地が元気になるような催しを、被災地を支援している他の団体と相談してすすめています。被災者の状況に寄り添いながら、必要なところに必要なことやものを届けるきめ細やかな支援を続けています。

女川や雄勝地区も大きな被害を受けており、まだこのような状態のところも。

女川や雄勝(おがつ)地区も大きな被害を受けており、まだこのような状態のところも。

瓦礫の撤去が進み、片付いてきていますが、まだまだです。(南三陸町)

瓦礫の撤去が進み、片付いてきていますが、まだまだです。(南三陸町)

 

また、仙台市若林区の畑での瓦礫の撤去や塩害対策としての菜の花の作付け、石巻に水揚げされる魚介類の放射能検査の支援など、被災地の産業の復興につながるさまざまな支援活動も行っています。

また、若林区の畑での瓦礫の撤去や塩害対策としての菜の花の作付け、石巻に水揚げされる魚介類の放射能検査の支援など、被災地の産業の復興につながるさまざまな支援活動も行っています。

かろうじて従業員全員無事だったものの、第1、第2工場ともに被災した石巻の髙橋徳治商店。7ラインのうち1ラインが復旧し、10月1日、火入れ式が行われました。
「何度諦めようかと考えたことか、その都度、ボランティアのみなさん、支援くださったみなさんの応援がなければ、諦めていたと思います。ほとんど絶望的な状況から、火入れ式を迎えられるのは夢のようです。支援してくださったみなさんに心から感謝します」と言われていました。

石巻の髙橋徳治商店のみなさん 石巻の髙橋徳治商店のみなさん

 

グリーンコープの単協や連合の職員有志によるボランティア活動、社会福祉法人グリーンコープの福祉ワーカーによる介護老人保健施設でのサポート活動なども、継続して行われています。

組合員のみなさんから託された救援物資や募金は、有効に活用されています。

(共生地域創造財団より)

2011年12月14日

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