各県の福祉ワーカーズ代表が被災地を訪問しました

グリーンコープとして現地での今後の長期的な支援について検討するため、5月上旬から各県の福祉ワーカーズ代表が4回に分けて現地を訪問しています。
レポートを一部ご紹介します。

■凄まじい津波、被害の大きさに…

被災地の様子 被災地の様子

ところどころに地震の爪あとが見られたものの、一見するだけでは仙台市街は人々の生活は落ち着いた様子でした。けれど、被害のひどかった仙台市若林地区や名取市の沿岸部に入ると、車や船などが田んぼに点々と残り、さまざまなものが散乱し、各所の瓦礫の山が災害の壮絶さを物語っていました。土台しか残っていない家、海とは反対の方向へ斜めになっている電柱や大きな木からも、改めて津波の凄まじさが伝わってきました。

 

■取り巻く状況も変化…仮設住宅

5月5日、ホームレス支援全国ネットワークやNPO法人ワンファミリー仙台の方々と一緒に、宮城県仙台市太白区にある仮設住宅へ、布団・テーブルの搬入作業を行いました。30人程のボランティアでマット、枕…と手分けし、約150戸に1時間半程で収納し終えました。
被災されたみなさんが次の一歩を踏み出すための新たな場所。ひとまずゆっくり休める場所になることを願っています。

 

■新たな課題への対応、これから望まれる支援

仙台郡山倉庫に保管されている救援物資 組合員から届けられた救援物資がどんな中身なのかすぐにわかるように男女別、サイズ別などにさらに仕分けされています

組合員から送られた救援物資は「仙台郡山(こおりやま)倉庫」に保管され、各避難所からの要望に応じて、必要な物資を届けています。倉庫内の物資の量からも、早い段階で倉庫を準備できてよかったと感じました。救援物資は仙台以外にも、生活クラブやまがた・ふくしま・岩手を通して被災者に届けられています。
支援の様子も避難所によって異なり、小さな避難所にはいまだに支援の手が十分に届いていなかったり、被災しても在宅で生活しなければならない方が支援を求めにくい状況もあるようです。また、必要な物があっても「もっと困っている他の方に」と遠慮されることも多いことから、救援物資の届け方を工夫している様子も聞きました。今後、仮設住宅への入居も始まりますが、一人暮らしの高齢者の孤立という新たな課題も出てきます。変化する状況に対応しながら、グリーンコープができることで支援を続けられたらと思いました。

2011年5月16日

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