東日本大震災支援活動 グリーンコープ

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今年もひまわりの種を福島に送りました!

2017.11.20

神在太陽光発電所(糸島市)のひまわり
神在太陽光発電所(糸島市)のひまわり
テクノ仮設(益城町)のひまわり
テクノ仮設(益城町)のひまわり



グリーンコープは、2014年から「ひまわりプロジェクト」 に参加し、グリーンコープ生協の各エリアの施設でひまわりを育て「ひまわりの種」を収穫して福島へ送っています。 今年度、グリーンコープ各所から集まったひまわりの種は、「81.8kg」でした。収穫した種は福島の「NPO法人シャローム」へ送りました。

※NPO法人シャローム…障がいがある人もない人も、共に生きる社会を目指して活動している福島のボランティア団体。



福島へ送ったひまわりの種は、ひまわり油「みんなの手(写真)」に製品化され、販売。その収益金が、福島の放射線量の高い地域に住んでいる子どもたちの放射線量の低い地域での保養プログラムに役立てられます。



福島から「子どもひまわり大使」がやってきました!

2017.9.6

子どもひまわり大使は、福島県のNPO法人シャロームが行っている「ひまわりプロジェクト」(※1)の中で、ひまわりを育ててくれた支援者を福島の子どもたちが訪問し、感謝の気持ちと福島の「今」を伝える取り組みです。
グリーンコープは「ひまわりプロジェクト」を通して福島の子どもたちを応援しています。

今夏、子どもひまわり大使は、プロジェクトに協力してくれた熊本と島根を訪問し、昨年熊本地震で被災して仮設住宅で暮らす住民のみなさんや、島根で民泊をさせていただいた農家のみなさんと交流をしました。
特にグリーンコープ生協(島根)の西部ブロックでは、2年ごしで子どもたちの受け入れの準備を進めてきたことで、子どもひまわり大使の8人の子どもたちは、放射線量の心配のないエリアで存分に楽しんだようすでした。

子どもひまわり大使:小学4年生〜中学2年生の8人(福島市・いわき市在住)
期間:2017年8月1日(火)〜7日(月)
訪問先:熊本県小国町・高森町・益城町・清和村
    島根県金城町・弥栄町・三隅町


【 8月1日(火)】

熊本空港到着。
途中阿蘇の大観峰で休憩をとりながら、ひまわりプロジェクトに協力していただいている熊本県小国町へ。


阿蘇の大観峰で


小国町では、小国出身の北里柴三郎の記念館を見学し、ひまわり畑へ。
約4000本のひまわりが満開で子どもたちを出迎えてくれました。

小国町のひまわり畑で
小国町のひまわり畑で


小国町のひまわり畑で

宿泊先の木魂館(もっこんかん)で、夕食後、次の日の小国町役場での報告会の練習をしました。

報告会の練習

その後、ひまわりプロジェクトを主宰するNPO法人シャロームで集められた「九州北部豪雨災害支援募金」(53,208円)が、子どもひまわり大使からグリーンコープ生協くまもとの高濱理事長に手渡されました。



【 8月2日(水)】

朝食後、鍋ヶ滝を見学、滝の裏側にも入れて大喜びの子どもたちでした。

配膳は自分たちで
配膳は自分たちで
鍋ヶ滝で
鍋ヶ滝で

     

小国町役場では、町長の歓迎のあいさつの後、子どもひまわり大使から福島の報告をしました。町長は、「改めて福島の様子を知り、今後もこの取り組みを応援していきます」と話されました。

小国町役場で報告会
小国町役場で報告会


阿蘇ミルク牧場へ移動し、グリーンコープの阿蘇・益城地区の組合員の子どもたちと一緒に、乳搾りやアイスクリーム、ウインナー作りを体験しました。

小国町役場で報告会
阿蘇で
ウインナー作り体験
ウインナー作り体験


子どもひまわり大使は、グリーンコープの子どもたちにも、福島の様子を報告してくれました。

報告会
記念写真


宿泊は、高森町のコットンクラブ。ここでは、熊本地震で被災した地域の子どもたちも引き受けられており、その高校生が子どもひまわり大使たちのお世話もしてくれました。夕食のバーベキューや花火をみんなで楽しんでいました。
交流会の最後には、子どもひまわり大使からの報告があり、福島の様子を知りさらに交流を深めることができました。
交流会後は、子どもたちはみな別れるのが淋しそうでしたが、とても新鮮な出会いになったようで、連絡を取り合う相談もしていました。

交流会
交流会


交流会
交流会


【 8月3日(木)】

ひまわり大使の中には虫の大好きな子どもがおり、昨晩クワガタとセミ捕りをしていましたが、朝も採集に出かけ、クワガタを捕まえていました。
朝食後、熊本地震被災地の益城町へ向かいました。

県内最大のテクノ仮設住宅団地の6つある集会所の一つで、ひまわりプロジェクトを応援してくださっているみなさんが出迎えてくれました。
TVの取材が入る中、ひまわり大使4人が作文で福島の様子や思いを報告すると、テクノ仮設の住民代表の吉村さんが「つらい思いをされましたね。みなさんとひまわりの花でつながることができてうれしくて、みなさんが来られるのを楽しみにしていました。今日はまだ花がちょっと少ないですが、そのうちに大きな花を咲かせてくれると思います。しっかり育てて、種を採って送ります。私たちも頑張ります。みなさん、今日は本当にありがとう」とあいさつをされました。

交流会
交流会


その後、仮設のみなさんとグリーンコープの組合員で、仮設団地の入口に育てているひまわり畑を見学しました。

報告会の予行演習

まだ一分咲きで蕾の多い状態でしたが、すくすくと育ったひまわりは約2000本。咲き始めたひまわりに顔を近づけて大きさ比べをしたり、たくさんのひまわりの前で住民のみなさんと一緒に記念撮影をしたりしました。

交流会
交流会


テクノ仮設のみなさんと子どもひまわり大使のみんなで記念撮影

また、子どもたちに絵を描いてもらい、看板にして立てることにしました。短い時間でしたが、子どもたちが思い思いに描いた絵が、ひまわりたちと一緒に並ぶことになります。

看板描き
看板に絵を描きました


できあがった看板

仮設を後にして、グリーンコープ生協くまもとの本部へ。
昼食後、子どもひまわり大使から、組合員に福島の様子の報告がありました。
くまもとの理事長、濱さんからは、「自分の子どもたちと同じくらいの年齢なのに、原発や放射能のことなども一人ひとりが(経験から)しっかりと考えて報告してくれて、ありがとう。私たちも気づかされることが多かったです。この後も自然の中で思いっきり遊んで行ってください。」とお礼のあいさつがありました。

報告交流会
報告交流会


報告交流会
報告をする子どもひまわり大使
報告交流会
お礼のあいさつをする濱理事長



午後は清和村へ。
人形浄瑠璃で有名な清和文楽館では、子どもひまわり大使のために時間を調整して浄瑠璃を公演いただきました。公演後には、実際に人形にも触れさせていただき、子どもたちは最初は恐る恐るでしたが、そのうち操り体験を楽しんでいました。

天体観測ができる清和高原天文台は宿泊もできます。4ヵ所のロッジに分かれて休憩し、夕食後には2時間の天体観測を行いました。
天候が今一つで雲があったため、東京三鷹の天文台で観測している様子を実況中継で見ながら、宇宙や星座についての説明を聞きました。
そのうちに天候が回復したので、屋上の大型天体望遠鏡で夏の星座や月の観察ができ、子どもたちは歓声を上げて喜んでいました。

清和文楽館にて

【 8月4日(金)】

昨晩は就寝が遅くなりましたが、子どもたちは朝早く熊本駅に向かい、新幹線に乗り込んで次の目的地の島根へ出発しました。



* * * * * * * * * *  子どもひまわり大使の報告(一部抜粋) * * * * * * * * * *


●原発事故の放射能の影響でさよならも言えずに友達が引っ越してしまったり、悲しいこともありましたが、長期の休みには、全国の方々の支援を受け保養に行かせていただいたり、放射能のない土地で遊ばせていただくことができました。私は今、福島のものを食べていますが、福島の食べ物についてテレビインタビューされている人の「やっぱり心配」とか、「福島のものは買わないようにしている」ということを聞くと今でも悲しくなります。福島のものが安全だということを全国の人に知ってもらいたいです。(中2)
●(震災の時)放射線のこともあり、外に出られず、毎日おにぎりを食べて生活していました。大変だったことは水が出なかったことです。お風呂に入れず、トイレも流せません。すごく不便でした。けれど、テレビでは、家を出て放射線を浴びてもシャワーで流せば大丈夫だと言っていました。水が出ないいわき市では何の情報にもなりませんでした。他の遠い地域では、地震の実情をちゃんとわかっていないんだなと悲しくなりました。原発の詳しいことはわからないけれど、原発による被害をなくしたい。私達のような経験や思いをする人がこれ以上増えないでほしいというのが私の願いです。(小6)
●(東日本大震災の時は)幼稚園でお昼寝をしていて、大きな揺れに驚き、みんなで庭に出て、お母さんの迎えを待っていたことは覚えています。放射能が心配で、いつもマスクと長袖・長ズボンで部屋の中ばかりで遊んでいました。外に出て、土や花や草を素手で触ることはできませんでした。お母さんたちは、福島以外の食べものや水を買ったり、家や幼稚園の除染をしたりいろいろ工夫をしていたそうです。今は、放射線量も下がり、普通に生活をしていますが、原発の事故はもう起きて欲しくないです。健康のことも心配だし、外で遊べなかったり、普通のことができなくなるのがとても嫌です。お母さんは、今でも私たちの体のことは心配しているそうです。日本には原発がたくさんあります。事故があってからあわてないように、みんなが原発や放射線について学んでいくべきだと思います。(小6)

●(東日本大震災の時)私は幼稚園の年中でした。放射能があるから外に出てはいけないと言われて、活発だった私はとてもストレスでした。地震はいつ起こるかわからないので、家族で海水浴も行かなくなりました。たくさんの人が亡くなったので、地震のことは忘れちゃいけないと思いました。原発で被害を受けた人もたくさんいるので、大きな災害が起きる前に何とかしてほしいです。(小6)
●僕が一番残念だったのは、(原発事故で)おばあちゃんが作ってくれた野菜が食べられなくなったことです。暑い日も寒い日も畑に出て、丁寧に作った野菜だからです。原発事故から6年たって、除染が進み、今までのように野菜や果物が採れるようになりましたが、他の県の人々は福島のものは買いたくないと言っています。今出荷するものは、全て放射能検査をしていて、安全でおいしいと聞きました。僕も毎日おばあちゃんが作ったおいしい野菜を食べています。この6年間は大変なことが多かったけど、福島のことを勉強してたくさんのいいところがあると分かりました。全国のたくさんの人に知ってもらえるといいです。(小4)
●幼稚園の年少の時、原発が爆発して、放射能が僕の家まで飛んできました。僕は外に出られなかったし、それに一番悲しかったのは、庭に放射能があったので、芝生だった庭をすべて砂利にしてしまったことです。砂利になってしまって、僕が大好きだったカナヘビやバッタなどもいなくなってしまい、とても悲しかったです。そのあと、大きくなって、僕が小さい頃、そんなことがあったのかと驚きました。(小4)
●一番の被害のもとは、原発事故でした。放射線が強くて家の外へ出られなくなりました。ボールで遊んだり、虫を捕ったりして遊べませんでした。それが一番つらかったです。今、除染がすすめられて遊べるところもたくさんあります。農作物もほとんど食べられます。僕はもう原発事故は起こしてほしくないと思っています。(小4)
●原発が爆発して、私は会津の父の実家に避難をしました。会津の学校でいい友達ができて、すごく充実した生活を送ることができました。とても楽しい小学校生活でした。中学生になって福島に戻ってきましたが、今は、もし、私がずっと福島にいたら、どんなふうに今と違ったかなと思ったりします。地震はだめなことばかりではなく、きっかけとかスタートみたいにもなったのかなと思っています。(中2)


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



【 8月4日(金)】

15:06 浜田駅到着。



金城町の「神楽ショップくわの木」へ行き、島根県西部地方の伝統芸能である「石見(いわみ)神楽」の衣装作りを見学しました。1着の衣装を作るのに何人もの人が分担し、細かな刺繍を施している様子を、子どもたちは思い思いに座り込んで見入ったり、いろいろ質問したりしていました。



グリーンコープ生協(島根)の地域サークルが育てている約100本のひまわりの前で記念撮影。新聞社の取材も受けました。





島根では、農家のみなさんのお宅に民泊させていただきます。
対面式では、ユニークな自己紹介もあり、少し打ち解けた様子でした。


野菜を収穫
野菜を収穫
田んぼのカエルを捕まえるぞ
田んぼのカエルを捕まえるぞ


夕食のお手伝いもしました
夕食のお手伝いもしました
夕食のお手伝いもしました
夕食のお手伝いもしました


【 8月5日(土)】


朝、近くのお寺で座禅を組みました。


弥栄町で機織り体験をしました。
蚕の話を聞いた後、織り機で実際にランチョンマットを作りました。


機織りの実演を見ました
機織りの実演を見ました
ランチョンマットを織りました
ランチョンマットを織りました


午後は、三隅町の田ノ浦海岸で、インストラクターの指導のもとで小島を回ってくるなど、1時間ほどのカヤック体験をした後、カニを捕まえたり高さ1mほどの所から海に飛び込んでみたり、思い思いに海水浴を楽しみました。





帰ってからお団子作りもしました
帰ってからお団子作りもしました



【 8月6日(日)】

国分町の畳ヶ浦資料館で、化石の説明を聞き、天然記念物の畳ヶ浦を散策しました。

畳ヶ浦の説明を聞きました
畳ヶ浦の説明を聞きました


満潮のため、海岸の千畳敷をみることはできませんでしたが、そこは子どもたち。目の前は海、自然と海で遊び始めていました。

海で遊び始めた子どもたち
海で遊び始めた子どもたち
海で遊び始めた子どもたち
海で遊び始めた子どもたち


午後は、久代町のしまね海洋館でシロイルカたちを見学した後、金城町のライディングパークで乗馬と餌やりを体験しました。





その後、ライディングパークのホールへ移動し、民泊先の農家の方にも参加いただいて、子どもたち全員が福島の報告を行いました。





民泊、そしてツアー最後の夜。子どもたちそれぞれ農家さんとにぎやかに過ごしていました。

「子どもひまわり大使」の新聞記事を一緒に読みました
「子どもひまわり大使」の新聞記事を
一緒に読みました
神楽のことをいろいろ教えてもらいました
神楽のことをいろいろ教えてもらいました


神楽の恰好で
神楽の恰好で
民泊の農家の方といっしょに
民泊の農家の方といっしょに



【 8月7日(月)】

森の公民館でお別れ会をし、感想を発表し合いました。





* * * * * * * * * *  子どもたちの感想 (一部抜粋) * * * * * * * * * *


・福島だと放射能が高いところは「ここダメ」などと言われるから、そういうのを気にせずに、美味しいものを食べたり、機織りとかすごく楽しかった。いい経験ができました。
・なんかやっぱり、ここは放射線がないし、福島と違って、そういうことを気にしなくてよかったし…。私は福島市だから海が遠いけど、ここは海が近くて海遊びや磯遊びとかもできたし、いろんな体験ができたし、あと農家の方ともいろんな話ができてすごい良かったです。
・やってみたかった花火だとか、トランプの新しいゲームとかやれたり、美味しいご飯を食べたりできて、とても良かったです。あと機織り体験とか、思いっきり海で遊べたので良かったです。
・島根では機織り体験やすごいキレイな海で遊べたり、民宿ではいつも美味しいご飯を作ってくださったり、すごく優しくしてくださってありがとうございました。
・福島にないものとか福島でできないことができて良かったです。いろいろやさしくしてもらえて嬉しかったです。
・神楽の面を被って、息子さんの石見神楽のDVDを見て面白かった。
・放射線もないしいろいろと遊べるし、海もキレイで、水族館に行って見たこともないような魚を見て、いろいろ知って、みんなでご飯をいっしょに食べて、家に帰って花火とかやって、みんなで楽しめてよかったです。
・神楽の太鼓とか扇子の回し方を教えてもらったりして…。いろいろできて良かったです。



* * * * * * * * * *  農家のみなさんの感想 (一部抜粋) * * * * * * * * * *


・みなさんの震災の時の話を生の言葉で聞いて、改めて震災は大変なんだと思いました。いろいろ苦労もあったと思うけれど、がんばってこれから先をみつめていってほしいと思います。
・みなさんの作文を聞いて、僕たちが知っていることがすごく少ないんだということを改めて思いました。みんなちっちゃい頃につらい体験、悲しい体験をいっぱいしてるんだけど、こんなことはいつまでも忘れてはいけないなと、思います。
・元気で家族を大切にしていってほしいなと思います。
・なんか、泣きたくなってきました。辛い経験を昨日いっぱい聞かせていただいたけれど、大変な時を乗り越えて、こうして元気で、来ていただいてすごく嬉しかったです。
・(みなさんの報告を聞いて)すごくみなさん、辛い体験をなさっていたんだなあと感じました。そういうことを私たちも忘れないでずっと関心を持ち続けて、みなさんがずっと元気で過ごしてもらうように祈っています。将来いろんなところで活躍してもらいたいし、自分の人生を切り開いていってほしいです。
・自分が知っていたものより、福島はもっともっと大変なことになっていたんだなあと実感しました。できればなるべく放射線がないところへと、思いました。





* * *  子どもたちを引率したNPO法人シャロームの吉野さんの感想 (一部抜粋) * * *


熊本と島根で非常に貴重な時間を作っていただき、ありがとうございました。 身近に子どもたちがのびのびと遊べる自然があるというのは、とても魅力的でした。福島はそんな自然が豊かなところほどダメージが大きいからです。 しかし、単なる自然体験にとどまらず、「災害とは?」「いざという時に助け合えることって?」「どうして親切にしてもらえるの?」「なぜ私たちの話を聞いてくれるの?」「福島原発事故って何なの?」と様々なことに思いを巡らせ、負の経験をプラスに変える力ときっかけをいただく体験となったように思います。



* * * * * * * * * *  (島根)スタッフの感想 (一部抜粋) * * * * * * * * * *


・(西部ブロックのメンバーたちが)ひとりの母親として組合員として福島の現状を知り、ぜひ、ひまわり大使のみなさんの受け入れをと2年越しで取り組んで、それが今回実現できてグリーンコープ生協(島根)としても本当によかったなと思っています。
・大人もそうですが、原発事故が起きて、子どもたちも本当に苦労したのだと実感しました。島根も原発がありますので、事故が起きたら、子どもたちがこういうふうに生活で苦労するんだとこれからは伝えることができます。
・5月21日にひまわりを植えたんですが、みなさんに見てもらおうと咲いてくれたのが一番嬉しかったことです。みなさんもいろんな辛い思いをされましたけど、これからも元気でがんばって、また島根を思い出してください。そしてそれをいろんな経験としてこれからも活躍していただけると嬉しいです。



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お世話になりました
お世話になりました


台風5号の影響で萩・石見空港からの出発が遅れはしましたが、子どもたちは元気に福島へ帰って行きました。


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※1 「ひまわりプロジェクト」は福島のNPO法人シャロームが主宰する活動で、各地で栽培し送られてきたひまわりの種を「食用ひまわり油(製品名:みんなの手)」に加工して、製造・販売し、その収益を福島の子どもたちが放射線量の心配のないエリアでのびのびと遊び、活動するための支援などに役立てる取り組みです。

「ひまわりプロジェクト」の経緯
「ひまわりプロジェクト」は、東日本大震災の3年前、福島市大波町の加工用トマト生産者と障がい者の方々が協力して農作物を栽培するということで始まりました。
この取り組みでは、ひまわりを栽培してひまわり油を製品化し、やがては農業授産を取り入れた障がい者施設の立ち上げも計画されていました。
ところが、2011年3月11日東日本大震災で、大波町は壊滅的な被害にあいました。加えて原発事故で状況は一変。みなさんで汗を流して耕した農地は、放射性物質に汚染(2012年6月時点で畑の土壌に含まれる放射性物質は5000〜8000ベクレル/kg)されてしまいました。
それでも、2011年大震災の年にもシャロームと大波町の一部農家の方は、大波町にひまわりを植え、放射能検査の結果は、ひまわり油には放射性物質はほとんど移行していないことを確認されていました。しかし、福島の原料という風評のために販売することは難しいと悩まれたそうです。
そんな中、県外の支援者との交流で「来年(2012年)からは、私たちに種を送っていただいて、それを私たちが栽培してひまわり油の原料として送りましょう」という提案があり、受けて、シャロームはひまわりプロジェクトの活動内容を福島と全国の支援者のみなさんとの絆事業として、新たに「ひまわりプロジェクト」として取り組むことになりました。



2016年12月9日〜12日
石巻で開催された共生地域創造財団主催の「『ともいき』シンポジウム」と、福島で開催された「ひまわり感謝祭」へ組合員が参加しました

2017.3.3

2016年12月9日〜12日、組合員の代表5人がこれまで支援を通して出会った東北被災地の方々のもとを訪れて交流し、共生地域創造財団が行ってきた5年間の支援の様子を報告する「『ともいき』シンポジウム」と、福島県で開催された「ひまわり感謝祭」へ参加しました。
被災地の様子と併せて、報告します。

福島県 富岡町


福島第一原発事故による帰還困難区域にある旧JR富岡駅の建物は取り壊され、汚染土を入れた黒い袋が一帯に置かれたままです。



JR富岡駅跡の海側に、除染で出た廃棄物を収納する中間貯蔵施設が見えます。



遠くに見える東京電力 福島第一原発

福島県 川内村


福島第一原発から10〜30km圏内の川内村の人たちへグリーンコープはキッチンカーや食材の提供などの支援を続けています。

福島県 花見山

福島県 花見山
福島県 花見山

グリーンコープ関係者が桜の植樹のカンパをし、思いを綴ったプレートが桜の樹にかかっています。

宮城県 亘理町 一般社団法人WATALIS(ワタリス)

WATALISの中町カフェー
WATALISの中町カフェー

WATALISの中町カフェー。地域のみなさんの交流の場になっています。

宮城県 亘理町 斉藤農園


津波被害を受けたいちご農家の斉藤農園。今では6棟のハウスで野菜や無農薬のいちごを栽培しています。

宮城県 石巻市 蛤浜の亀山さんご夫妻(中央のお二人)


牡蠣の養殖業の復興を応援し、交流を続けている亀山さんご夫妻を訪ねました。

宮城県牡鹿郡 女川町 一般社団法人 コミュニティスペース うみねこ

果樹園cafeゆめハウス
果樹園cafeゆめハウス



果樹園cafeゆめハウス。ゆめハウスでは、地元の食材でランチを提供しています。畑で採れるいちじくデザートが人気です。

ひまわり感謝祭

ひまわり感謝祭
ひまわり感謝祭

2016年12月10日、福島市で開かれた第6回「ひまわり感謝祭」に組合員3人が参加しました。

「ともいき」シンポジウム


2016年12月11日(日)、宮城県石巻市で開かれた、共生地域創造財団主催「『ともいき』シンポジウム」では、これからの被災地の復興について熱い議論が交わされました。



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