しまね

 海水にすった墨を少し入れ、にごり水をつくり、4つの容器に分けます。
(1)そのままのにごり水
(2)それに、あさりを入れたもの
(3)せっけんを加え、あさりを入れたもの
(4)合成洗剤を加え、あさりを入れたもの
 薄暗いところにしばらく静置し、あさりによる浄化のようすを観察します。

 せっけんを加えたにごり水の場合(3)は、
それをエサにしたあさりの活発な浄化のようすがみられますヨ。

「せっけんの歴史から特徴・性質、汚れの種類と汚れが落ちる仕組み、洗濯機の変化による影響」などについて講義いただきました。
  又、カーボンブラック(※)を入れた汚水を使って、界面活性剤による(汚れの)分離テスト実験を行いました。(水だけのもの・せっけんを加えたもの・水量を半分にしたものを比較)
それぞれの汚水に浸された布は、はっきりと汚れの違いを見せてくれましたヨ。
※炭素からなる黒色顔料の総称

 有害な化学物質が皮膚から滲入して、体の中で有毒な作用を引き起こすことをいいます。シャンプーやリンスなどで頭皮から滲入するもの、タバコや芳香剤など呼吸によって滲入するもの、洗濯した衣類や化粧品などからだの皮膚から滲入するもの などなど。
 特に、皮膚から滲入するものは体内に蓄積されやすく、有毒な作用(婦人病やがんなど)を引き起こす要因になりやすく、さらには、子どもや孫の世代へも影響を与えてしまうといわれています。
 私たちが正しい知識を持って、体に入れない努力を、また、多くの人が日用品に
厳しい目を向けていくことも大切なことですね。

 

ミヨシ石鹸の中野さんを囲んで、ワキ・あいあい の昼食会♪
ちびっ子も参加して、ざっくばらんな会話が飛び交いました。