実験:かんたんな“せっけん作り”をとおして、せっけんのやさしい成分を学習しました。

実験:お酢による“分解”をとおして「せっけん」と「合成洗剤」のちがいを学習しました。

ポイントは3つ
1、しっかり泡立てて(スポンジなど)食器を洗い、水のかからないところに置く。
2、水を張った洗い桶に一枚ずつドボンとくぐらせて、泡(汚れ)を放す。
3、流水でサッと仕上げのすすぎをする。

これだと、ヌルヌル感もすばやくとれて、すすぎも楽ですよ。

(メーカー講師の樫本さんに答えて頂きました。)

Q:赤ちゃんがいるので、お洗濯のしゃぼん無添剤を使っています。他にどのようなせっけんがありますか?

A:その他にはコンパクトお洗濯のしゃぼんがあります。コンパクトお洗濯のしゃぼんは6割がせっけん分で、4割は助剤が入って、溶けやすく作られているので、綿や化繊の洗濯に向いています。また、ウールや絹などアルカリに弱いものは無添剤の使用をおすすめします。

Q:現在、洗濯と台所洗剤は合成洗剤を使用しています。仕上がりがバリバリしていて柔軟剤が必要です。初心者にはどのせっけんが良いでしょうか?

A:お住まいの水の硬度が高いところは、ウォシュアップや液体がおすすめです。洗濯機に低水位の水とせっけんをいれて1〜2分攪拌してしっかり泡を立て、洗濯物を入れるとよい。途中で泡が消えるようなら、液体を追加するとよい。どちらを使っても、せっけんならふんわり仕上がり柔軟剤は不要です。

Q:靴下のひどい汚れは、せっけんでは落ちません。合成洗剤のほうが白くなるし安いので、合成洗剤を使っていますが。

A:せっけんで洗うと素材本来の色に仕上がります。靴下など、汚れのひどいものはもみ洗いが必要です。合成洗剤は蛍光増白剤で衣類を白く染めている状態なので、見た目は白く見えますが、必ずしも汚れが落ちているわけではありません。また、せっけんは柔軟剤を使わなくてもふんわりと仕上がるので、合成洗剤と柔軟剤を併せて使うより、安い場合もあります。

などなど

一人でも多くの人にせっけんの良さを知ってもらいたく、今年もせっけんモニターに取り組んでいます。

本日の学習会には、予想を上回る程の参加申込みをいただきました。また、会場ではたくさんの質問をいただくことができました。参加いただいたみなさんから「こんなこと学習したよ」「あんな商品があったよ」とひろく伝えていただけたら、うれしいです。また、広島は、軟水地域で比較的せっけんの利用しやすい地域といわれています。
「せっけん大好き−!」の声がたくさん上がってくれればいいなあと思います。

環境委員会 委員長 宝楽愛子さん