NO.338

グリーンコープ生協さがの
「プルサーマル申し入れ書(質問状)」に対し
9月15日(木)
九州電力による「回答の場」が開催されました。

グリーンコープ会員生協からも各代表が参加
■これまでの経過
5月30日「九電に『プルサーマルの説明』を聞く会」開催
その説明、回答を受け、グリーンコープ生協さがは6月30日九州電力へ更に質問12項目への文書回答を申し入れ。
九州電力より、文書回答は拒否、回答の場を設け説明したい旨の返答

9月15日(木)11時〜
場所:九州電力佐賀支店(会議室)
参加人数限定で
「回答の場」が開催される運びとなりました。

冒頭、九電より「この場は議論の場ではなく、説明の場である」旨の説明
(12項目の)質問事項に沿って九電よりの回答、説明が行われました。
回答、説明は、文書で示されていないにもかかわらず、用意されたものを淡々と読み上げるような形で行われました。
充分な吟味を必要とする事項であるにもかかわらず、口頭だけによる長々とした説明は、「広く理解を促す」という九電の姿勢に疑問を感じざる得ませんでした。
プルサーマルは
私たちにとって、未来の子どもたちにとって
ほんとうに安全だと言えるのですか?
「最大限努力する」との回答では、不安は消えません。事は重大です。万一の事などとうてい許されるものではありません。

使用済みMOX燃料(さらなる核廃棄物)はどこへ?
導入に向けた安全性の実証はどこまで確認されているの?
そのデータはどこにあるの?
海外の実施国ではプルサーマルから後退の様子。
その実情や見通しをどう考えるの?
各地の原発で事故が発生しています。
不安です。何を持って“安全”だと言えるのでしょう?
などなど

今回も、予定時刻を過ぎる質疑となりましたが、疑問や不安は解消されないままです。

ホームページへ寄せられた
グリーンコープ生協さがの組合員さんの投稿を紹介します。


「玄海原子力発電所のプルサーマル問題に揺れています。プルサーマルとは、一度発電に利用したウランを再処理して、もう一度利用しようとする計画です。一石三鳥の素晴らしい計画と言われています。
しかし、”私の母親の勘”は、はっきりとNOを示します。買い物する時「これは、値段は、ちょっと高いが、リサイクル材料を利用したエコ商品です。もちろん、CO2も減らせます。でも、大きい声では、言えないが、壊れたり、使えなくなっても、捨てる方法も場所も、決まっていないので、未来の人がその方法を見つけるまでの間、危険ですのでお宅のちょっと頑丈な小屋に保管して置いてくれますか」なんてもの買いますか?私達を助けてください。」