はじめまして
   
NewsRelease
 NO.373  
   


調査結果のお知らせとお詫び


グリーンコープの産直青果物の一部に使用されていた農業資材アグリクール(有機農業用散布液)に、農薬成分が含まれていたことがわかりました。

 

上記表題についてご報告いたします。

経過ならびに、グリーンコープでの調査結果と今後について

1、2007年11月22日に「有機農業用散布液(農業用資材として販売されていた商品)から禁止農薬」という報道がされまた、同11月22日、農林水産省からもメーカーへの立ち入り調査の結果と指導内容について、公表されました。

(農業資材とは有機農業で使用するような安全な物、たとえば木酢液やアブラムシを退治する時に使う牛乳などを一般的には指しています。農薬ではありません。)

2、問題となった農業資材「アグリクール」は日本のメーカーが12年前から中国のメーカーに委託して製造され、マメ科の野生植物を主原料に植物が本来持っている抵抗力を引き出し強く元気になる「植物保護液」として販売されていました。有機農業や家庭園芸などに広く使われていたようです。

3、その「アグリクール」から日本では輸入も販売も禁止されている農薬成分「アバメクチン」が検出されたという内容です。

4、受けて、グリーンコープでは、過去にさかのぼって、全取引先産直青果・米生産者を調査した結果、一部の産地・一部生産者で、農業資材「アグリクール」を使用していたことがわかりました。品目と使用した年度は以下の通りです。お届け品目は複数産地で栽培をお願いしており、農業資材「アグリクール」を使用した品目をお届けした地域の特定はできませんでした。2007年度については、7月にお届けした「タカミメロン」の一部に使用されていました。

<品目・年度別のお届け期間>はこちらから

5、これまで、グリーンコープでは農業用資材の使用にあたっては、安全性や使用方法について、十分検討留意し、使用すること、内容がはっきりしないものについては、使用しないことをお願いしてきました。今回の件は、農薬の有効成分が含まれていることを知らずに、禁止農薬成分が含まれた農業資材(散布液)を使用していたということです。この事例を受けて、あらためて、「内容がはっきりしないものについては使用しない」ことを生産者と共に確認し、安心・安全な産直青果物をお届けできるように努めます。

2008年1月

グリーンコープ連合                                                                                         
                                              
                                                  

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