・ダニエルさん(54歳)、奥さん、子ども6名(他2名の子はマニラで働いている)、娘婿、孫2名が一緒に暮らすダニエルさんの家は、床がバンブー(竹)で2階建て、4部屋プラス台所。入り口近くの部屋にはバンブー製の長いす、布張りソファがあり、テレビもなぜか5台。台所には大きなテーブルと冷蔵庫、水道あり。煮炊きはマキや炭です。
 トイレは外で、水洗トイレ(のよう…?!) 便器は色と形、中に水が溜まっている様子は洋式便器と同じ…だが、便座が存在しない…だから、中腰で用を足す。用が済んだら水を手桶で便器に汲む。すると排泄物は流れ水位は使用前と同じに。このタイプのトイレは私たちが訪れた家庭等では結構一般的なようでした。それにしても、流れる先はいったい何処…? ネグロスの人たちはどんな格好で用を足す…?謎は尽きません。もう少し泊まることができたら、そんな質問もできたのに…。(吉田)

・食事の後、ラム酒を片手に交流会をしたが、謎のギター叔父さん(ダニエルさんのお家に住んでいる人でない人がどこからともなく現れる感じ)も加わり、聖歌の歌本も登場。私たちも「UFO」を歌ったが、もう少し国際的に通じるものを身に付けておきたいと思った私であった。(奥田)

・農村育ちの私にとっては、私が生まれた頃はこんな感じだったんだろうなと思うような集落の様子(細い路地があって小さな家が寄り添って建っている)や家族の状況や暮らしぶり(蚊帳に入って寝た)などが体験できた。この農園での交流で、今の日本で忘れられかけている協同すること、助け合い、村や家族の一員としての責任や思いやりなど様々なことをしみじみと感じることができた。一つ反省として、お母さんたちとの交流をしたかったな。(半田)

 
  ダニエル家のトイレ
 
  ピンクレディーの「UFO」を披露
   
ダニエルさん一家