はじめまして
 
NewsRelease
 NO.372
 
グリーンコープ生協ふくおかが「GMナタネの自生・交雑防止要望」について吉田福岡市長に直接提出しました。


2007年12月6日に、「GMナタネの自生・交雑防止に関する要望書」を直接市長に手渡し、組合員(市民)の不安を話すことができました。

 日 時 2007年12月6日
 場 所 福岡市役所 議会棟9階 市長応接室
 参加者 宮中理事長、小松副理事長、大橋支部委員長、神崎支部委員長
ふくおかネット市会議員3人、他
 
 要望書事項
1、福岡市の指導の下に、定期的な監視を行なってください。

2、福岡市東区箱崎埠頭における遺伝子組み換えナタネの水揚げ時の飛散防止対策についてより徹底をお願いします。
  *市管理化の「港湾」の清掃徹底の実績と評価
  *使用製油施設周辺の清掃除去への市の定期的な立ち入りによる指導徹底などを行なっていることへの今年の評価
  *今後もより徹底した飛散・こぼれ落ち防止対策の指導
3、博多港からのGM汚染の広がり防止を行政と市民で共に実践していく提案

    面談の様子

    はじめに宮中理事長の挨拶の後、それぞれ市長へ意見を伝えました。
     ■ 小松副理事長
      GMナタネの自生・交雑について不安、心配がある。調査活動を行い要望書を届けて3年目となります。今年より港湾区域の企業へ清掃の指導もされているとのこと。今後もGMについての不安を訴える市民の声を伝えて頂きながら、行政からの指導の継続をお願いしたい。なたねの抜き取り清掃など、行政と私たち市民が一緒になって、GMナタネの自生・交雑防止に向けて行動していきたい。
     
     ■ 箱崎埠頭をエリアに持ち、自生調査を実施した、大橋福岡東支部委員長
     調査をし実際に陽性反応を目にしたとき、これが広がってはいけない、広がったら恐い、子どもたちに自然をできるだけ残してやりたい、環境を守ってやりたい、食べ物も守って子どもたちに引き継いでやりたいと思っている。市長は行政の代表でもあるが、私たち市民の代表でもあることを、忘れないで欲しい。

     ■宮中理事長
     積み上げ港の博多港から種の形で出て行くことをなんとか阻止して欲しい。 ナタネは大根やキャベツなど農作物との交雑も不安であるが野生種との交雑の調査はされていても、農作物との交雑の調査はされていない、風評被害なども考えられる、是非福岡市独自の施策も考えてほしい。
     
     
左から吉田市長、宮中理事長、小松副理事長 大橋福岡東支部委員長、神崎支部委員長
要望書を手渡す小松副理事長

■市長
企業に、市として港湾の清掃の指導を行なっている。新聞記者をしているとき、農水省の担当をしたことがあるので、遺伝子組み換え作物のことは、承知しているが行政としては、国の出している指針以上の判断は難しいと思っている。
遺伝子組み換えナタネの飛散・交雑を不安に思っていらっしゃることはよく分かった。今日初めてお聞きしたこともあるので、本日いただいた要望書をよく見て、回答させていただく。

行政側もたくさん参加されました。(右から農林水産局・農林部長、港湾局・港営課長、環境局・環境調整課長、保険福祉局・食品安全推進課長、農林水産局・農業振興課長)
ふくおかネットワークの働きかけで市長との面談が実現しました。ネットワークの市議、左から高森さん、野尻さん、外井さん
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