NO.348

フィリピンレイテ島の地滑り災害に対し
100万円の緊急カンパ金をお届けします。 


フィリピンレイテ島での(2月17日午前)大規模な地滑りの発生から3週間以上が経過しました。この災害により、154人が犠牲になり、学校職員と生徒を併せて240人を含む972人が依然として行方不明となっていると言われます。

▲画像:地滑りが起きた南レイテ州セント・バーナード町バランガイ・ギンサウゴンの様子です。


現在被災地では、短期的な緊急支援の段階から、再定住地での家屋建設など長期的な復興支援の段階へ移行しつつある様子です。仕事をなくした人は生計を立てる手段を必要としています。日本ネグロス・キャンペーン委員会からの報告によると、親を失った青少年が100名近くにのぼり、そのうち、41人が社会活動センターに保護されており、今後、学費の支援や心のケアも必要になってくるということです。


社会活動センターでは、セント・バーナードのクリフト・レイ・ハイスクールなどに避難している41人の孤児の面倒をみている。また、孤児たちが小学校とハイスクールに通うための奨学金も運営したいと考えている。 ジョベル・ラグンディアス(15歳)の母親ジョセフィンは、当日バランガイ・ギンサウゴンで弟ジェラルドと妹ジョリナの面倒を見ていた。家族全員行方不明である。
※画像提供等:JCNC(日本ネグロスキャンペーン委員会)


グリーンコープでは緊急の組織カンパを検討し、100万円の寄贈を決定しました。


寄贈先については、いち早く現地での受け入れ団体を通じて医療活動に取組んでいる国連医療NGO「AMDA」へ50万円と、現地NGO、キリスト教関係団体から具体的支援要請が届けられているJCNC(日本ネグロス・キャンペーン委員会)へ50万円を寄贈することとしました。