NO.345

脱原発学習会 開催

06年1月23日(月)博多パークホテル
 
(主催:グリーンコープ連合組織委員会)

グリーンコープ各生協および連合会の組織委員などを対象に、脱原発学習会が開催され、約110名の組合員が参加しました。
グリーンコープは、原子力発電(原発)を「『いのち・自然・暮らし』を脅かし、未来の子どもたちに大きなつけを負わせるものであり、共存できるものではない」と考えています。

玄海原発3号機ではプルサーマル計画がすすめられており、2005年9月7日に国(経済産業省)が九電の申請を許可しました。グリーンコープでは、現地グリーンコープさがとともにプルサーマル計画反対に取り組んできました。
 
<開催趣旨より>
「万一の事故も大惨事につながる
危険な原子力発電所、
さらに不安なプルサーマル計画、
50年後100年後の未来に
いったい誰が責任を持ってくれるのでしょう?
しっかりと学習しましょう。」
講演
「プルサーマルと再処理について」

「必要性」「安全性」について
プルサーマル推進派の主張にはゴマカシが多い!
   
プルサーマルは、エネルギー開発とは何の関係もなく「もんじゅ」事故(1995年)で破綻した日本の原子力政策(プルトニウム利用政策)の失敗を隠蔽するためのもの。

プルサーマルは、今の軽水炉がかろうじて持っている安全余裕を削るもの。あらたな事故のきっかけが増える。

使用済みMOX燃料の処理・処分方法が全く未定のなか見切り発車しょうとしている。
学習会を終えて
「プルサーマルは、不合理でより危険なもの!」
しかし、九電や行政との討論会、説明会等の場では、どうしても学術的な話し合いとなり、主張は平行線をとってしまいます。
(グリーンコープ生協さが組合員)

私たちは、危険なものはいらない!

安全性の実証がない見切り発車には納得できません。
問題を正しく理解し、ひきつづき監視をすすめながら“いのち、自然、暮らし”を脅かす原子力発電、プルサーマルに反対して行きましょう。