NO.322
取り扱い商品への異物混入に対する原因調査報告と企画再開について
「骨ごと食べられるさんま みそ煮」・「骨ごと食べられる いわしみそ煮」

当ニュースリリースNO315にて、取り扱い商品への異物混入および商品回収について(骨ごと食べられる さんま味噌煮)ご報告していました。事故発生後直ちに原因調査を行い、原因究明と再発防止の為の対策を検討してまいりました。このほど工場立ち入り調査を行い、再発防止対策の確認が終了しましたので、ご報告します。
原因調査結果と商品企画の再開については、全ての組合員の方へ3月28日より、チラシを配布して、お知らせし、商品企画を再開いたします。

あらためて、不本意な商品をお届けしましたことをおわび申し上げますとともに、企画再開にあたって、組合員の皆さまへは再びご利用をいただきます様お願いいたします。



「骨ごと食べられるさんまみそ煮」の原因調査報告と再開のご案内

「骨ごと食べられるさんまみそ煮」に救急バンソウコウが混入していた件で、組合員の皆さまに発生事実のご報告と該当商品回収のご案内をお届けしておりました。
以下の通り、再発防止対策の確認が終了し、再開のメドが立ちましたのでご報告します。
 

1、
混入原因について
メーカーでは救急バンソウコウをした者(手指に傷がある作業員)が製品の製造に従事することを禁止し、手指に傷があれば、製造工程以外の作業に従事させる対応を行っていましたが、腕部分の点検までは行なっていませんでした。
グリーンコープ連合より立入調査を行なったところ、作業員は手首まであるゴム手袋を着用していましたが、腕部分が露出した状態で作業を行なっていました。
混入した救急バンソウコウを使用していた作業員を確定し、腕部分に貼付した救急バンソウコウが作業中に剥落して製品中に混入したものであることを確認しました。
 
2、
同一製造日の製品を回収するという判断について
多発は考えられませんでしたが、傷口が露出した状態で作業を行なった可能性を否定できないため、グリーンコープとして万一のことを考え、同一製造日の製品を自主回収するという判断を行ないました。
異物混入事故発生時、可能な限り早いタイミングで、組合員の皆さまへ発生の事実と回収のご連絡を行ないました。
 
3、
メーカーの再発防止対策とグリーンコープの判断
グリーンコープは、メーカーによる改善内容とその執行状況を確認し、再開が可能であることが確認できるまで同メーカーの商品の取り扱いを休止していました。
この度、メーカーより改善内容とその執行状況が報告され、グリーンコープより工場立入調査を行なった結果、再び同種の事故は起こさないと判断しました。
以上、自信を持って商品をお届けできることが確認できましたので、「骨ごと食べられるさんまみそ煮」「骨ごと食べられるいわしみそ煮」をGREEN5号より再開します。
不本意な商品をお届けしましたことをおわび申し上げますとともに、ご賢察ご理解を賜り、再びご利用くださいますようお願い申し上げます。

2005年3月28日
グリーンコープ連合