NO.288
米国BSE発生に伴う報告です。
化粧品についても安全性を確認しました
アメリカ産牛のBSE発生を受けて、グリーンコープでは、取り扱い販売している食品(原料を含む)について、その内容を確認し組合員へ報告しておりました。
食品以外の分野としては、厚生労働省より昨年12月25日付で「米国産のウシ等由来物を原料とする医薬品、医薬用具などの自主点検」の通達が出され、該当する商品の調査、点検を行なってまいりました。(『医薬品、医薬用具等』には、医薬品、医薬用具、医薬部外品、化粧品、シャンプー・リンス、浴用石鹸が含まれます。)
このたび、該当する21アイテムについての確認を終えました。
その内容を以下報告いたします。
いずれも安全性が確認されました
商品名
アイテム数
該当原料
原料の安全性
GC「薬用美白アクアエセンティエEX、EX-L」
12
牛皮を原料としたサクシニアルアテロコラーゲンを使用。 牛皮はBSE感染リスクは低い部位であり、かつ感染の心配のない6ヶ月以下の子牛に限定しているため安全といえます。
GC「ナチュアシャンプー、リンス(しっとりタイプ、さらさらタイプ)」
牛皮をアルカリ処理したゼラチンを使用。 アルカリ処理により、BSEの原因であるプリオンは不活化されており、安全性は確認されている。
GC「ファミリーコンディショニングリンス」
しかしながら、グリーンコープとしては予防原則の意味において、現在の在庫終了後、直ちに由来原料の変更かあるいは原産国の変更を行ないます。