連合会 商品おすすめ委員会の「2019年度 北海道納豆用大豆生産者(鵡川農協)・北海道産小麦生産者との視察・交流会」の報告です

 

2019年度 北海道納豆用大豆生産者(鵡川農協)・北海道産小麦生産者との視察・交流会

日  時:2019年7月8日(月)~9日(火)
視  察  先:北海道納豆用大豆生産者(鵡川農協)、北海道産小麦生産者(美瑛町農協)
主  催:連合会商品おすすめ委員会
参  加  者:組合員   6名
        同行事務局 2名

グリーンコープ連合会商品おすすめ委員会は、GC「すずまる小粒納豆」、GC「すずまるつゆだく納豆」の大豆生産者や、GC食パン原料のひとつの小麦生産者との交流をとおして、生産の状況を知るとともに、利用普及に向けた取り組みに活かすため、北海道むかわ町・美瑛町を訪ねました。

 

北海道納豆用大豆生産者(鵡川農協)との視察・交流会


大豆生産者 佐々木さん

むかわ町は稲作地帯のため、大豆生産者の佐々木さんの畑に行く道中も畑と田んぼが交互にあることにちょっと驚きました。
佐々木さんは、「ここは小さい方の圃場ですが・・・」と120アールの大豆畑はどこまでも続いているように見えました。5月には強風により土がなくなり、種まきをやり直す被害があったそうですが、大豆は順調に育っていました。
(グリーンコープ生協ひろしま 金子さん)


生産者 佐々木さんのスズマル大豆の圃場

10月初旬頃から刈取りし、皮切れなど汚粒のロスを減らすため、そのまま大豆畑で40山くらい仁王積みにして大豆の水分を抜き、天気がよければ一週間程度で脱穀し、大豆はJAに搬入し選別され納豆になるそうです。
(グリーンコープ生協ひろしま  金子さん)


北海道は気温が低いため、虫の被害は少ないようです。紫色の小さな花が咲くお盆ごろ、‘マメシンクイガ’という虫が一度くるので、予防のため薬を使うそうですが、基本は大きな機械を使い‘カルチ’という作業を数回行い、除草したり、土ごと動かすことにより土に空気をいれたり畝をつくったりするそうで、農薬自体少なく本当に安心・安全な大豆が作られていると実感しました。
(グリーンコープ生協ひろしま  金子さん)


田畑さんの種とり用のスズマル大豆の圃場


生産者 田畑さん

来年まくスズマル大豆の種を取るための圃場を視察しました。
スズマル大豆は、鵡川の気候に適した作物だそうです。北海道庁と連携をとり、鵡川農協の生産者3名が原種を栽培し、種子を守る取り組みをされていました。


「遺伝子組み換え作物を作らない宣言」を掲げ、町全体で取り組まれていました。これからも、貴重な国産大豆を作っていただきたいと思いました。

 

交流会の様子

JAむかわで交流会を行ないました。はじめに鵡川農協の毛利さんより、昨年の台風8号の際に組合員より贈呈した義援金へのお礼の言葉がありました。


組合員のメッセージ 


交流会の様子


メッセージの贈呈

交流会では、組合員から生産者の皆さんへのメッセージをお渡ししました。生産者皆さんで読んでくださるとのことでした。安心安全については、自ら考え、また組合員の声を聞きながら取り組んでいきたいと話していただき、とても嬉しかったです。
(グリーンコープ生協ふくおか 金田さん)

 

鵡川農協のスズマル大豆を使った商品

   

 

 

北海道小麦生産者(美瑛町農協)との視察・交流会


鵡川町から美瑛町へ、車で3時間半かけて移動しました。途中、パッチワークのような美しい景色が一面に広がっていました。

JAむかわにて、交流会を行ないました。

北海道の慣行栽培基準の農薬使用剤数が少ないため、さらにその半分以下の「特別栽培」とは言えず、「慣行栽培品」として取り扱われていますが、寒冷な気候なので、農薬をたくさん使用する必要もなく、とても安全で貴重な小麦だということがよく分かりました。生産者の皆さんに直接会って交流し、お互いに思いを馳せることができる関係を継続していくことが、大切だと思いました。


組合員から届けられたたくさんのメッセージ


組合員のメッセージも贈呈しました。


北海道視察2日目。小麦生産者の皆さんと美瑛町農協さんとの交流会がありました。
生産者さんに感謝を込めてメッセージの贈呈もさせていただきました。生産者の方、農協の方からいろいろなお話が聞けて、和気あいあいとした交流会となりました。
グリーンコープの小麦粉が安心・安全!ということがよくわかりました。
(グリーンコープ生協(長崎) 島田さん)


佐藤さんの「春よ恋」の圃場

車窓から見える、パッチワーク模様の畑には、青々とした小麦ができていました。今年は、少し雨が少ないものの天候に恵まれて、春まき小麦の“春よ恋”は順調に生育していました。最初に伺った佐藤さんの圃場は、半分が来年度のための種子を植えられて、厳しい管理の元、大切に育てられていました。
(グリーンープ生協おかやま 大山さん)
 

佐藤さんの「ゆめちから」の圃場

秋まき小麦の“ゆめちから”の圃場です。収穫まで近いということで茶色く色づいていましたが、あと2週間ほどさらに黄金色になり、しっかりとした実がなってくれるそうです。
(グリーンコープ生協おかやま 大山さん)
 

北海道産小麦を使用した商品

 

遠隔地の産地、北海道でも交流を続けることで、顔の見える関係にある納豆用大豆生産者と北海道産小麦の生産者に出会ってきました。広大な土地で気候と向き合いながら、できるだけ農薬を使わないように育てられている様子をお聞きしました。生産者の「作る側の責任として安心安全は当たり前」という言葉で、改めて私たちは自信を持って利用をすすめていけると確信しました。
貴重な国産大豆と国産小麦を作り続けてもらえるよう、これからも交流を続けていきたいと感じられる視察となりました。視察で得たことを活かし、利用普及に繋げていきたいと考えます。  
連合会商品おすすめ委員会

2019年10月15日

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