「2019年度りんご博士・みかん博士養成講座」の報告です

 

商品おすすめ委員会は2019年度 りんご博士・みかん博士養成講座を開催しました。

日 時:2019年5月8日(水)
場 所:博多バスターミナルビル
参加者:りんご生産者      7名
参加者:みかん生産者      6名
参加者:
組合員         58名
参加者:
連合会農産部職員事務局 3名
参加者:
共同体組合員事務局   5名

主 催:連合会商品おすすめ委員会

連合会商品おすすめ委員会では、早期予約りんご・みかんの取り組みに活かせるように「りんご博士・みかん博士養成講座」を開催しています。今年度も生産者を講師に迎え、栽培から出荷までの様子と生産者の思いを聞き、早期予約の大切さを学びました。

 

はじめに連合会商品おすすめ委員会、坂本委員長より「今年度も、この養成講座を皮切りに早期予約の取り組みが始まります。本日、生産者から現地の様子などを聞き沢山の事を学び、早期予約につなげましょう。」と挨拶がありました。

 

<生産者の紹介>

りんご生産者

 

 

みかん生産者

 

 

おもちゃのカンヅメについて

職員事務局より、生産者と組合員とが交流を重ねて減農薬に取り組んできた事を知ってもらおうと、生産者から組合員のところに出向き、おもちゃのカンヅメの取り組みが始まった経緯などの話がありました。

 

りんごの栽培について
グリーンコープのりんごの生産者は6グループあります。今回は、八ケタ会、信濃五岳会、ながの農協飯綱、津軽みらい農協石川に来ていただきました。産地の紹介、りんごができるまでの圃場の様子や産地による出荷作業の違いなどの話を聞きました。



 

八ケタ会(長野県)の生産者内山さんから、1年間の作業の様子を教えていただきました。りんごの花が咲く頃は、ミツバチやマメコバチに飛んでもらい結実をする様子や霜や低温で実がつかないことがあり、手作業で人工受粉をしています。受粉がうまくいかないと美味しいりんごにならないため、丁寧に作業しています。
津軽みらい農協石川の小笠原さんから、りんごの病気と害虫についての話を聞きました。さまざまな病気があることや害虫は温暖化によって非常に多くなるそうです。生産者は害虫やりんごの病気と戦いながら頑張って栽培しています。
ながの農協の綿貫さんから収穫後の出荷作業の話を聞きました。八ケタ会、信濃五岳会は生産者が箱詰めし、ながの農協飯綱や津軽みらい農協石川は農協の冷蔵庫で保管し選果場で箱詰めされます。産地によって違うことを知り、栽培から組合員に届くまでの様子が分かりました。
 

生産者からりんごとみかんの花を持ってきていただきました。
実の成長を早めるため、5つくらい付いている花を1つだけ残し花摘みの作業をします。
今、お花が満開だとお聞きし、お花でいっぱいの圃場が想像できました。とても上品な香りがして幸せな気分になりました。

 

みかんの栽培について
みかんの産地は15グループあります。今回は、百姓倶楽部八女の郷、Eプラントクマモト、肥後七草会、川上農園グループ、井上農園、佐伊津有機農法研究会の生産者から、みかんの栽培について話を聞きました。




肥後七草会の生産者、小田さんから柑橘部会の取り組みの様子や産地紹介、グリーンコープのみかんと中晩柑の特徴、みかん・中晩柑ができるまでの1年間の作業の様子を聞きました。

柑橘部会の取り組みは、りんご博士・みかん博士養成講座を皮切りに、おもちゃのカンヅメ、招待園、みかん産地視察交流会、中晩柑学習会を行なっています。
みかんの産地は九州全土で、みかん・中晩柑のみを栽培している産地は3産地、みかん・中晩柑の両方を栽培している産地は12産地あります。
グリーンコープのみかん・中晩柑の特徴は、河内晩柑以外は、除草剤や環境ホルモン、発ガンの疑いのある農薬、腐敗防止剤、摘果剤を使用しません。また、だれが栽培しているかが分かります。
おいしいみかん・中晩柑を栽培するには肥料は重要で、化学肥料を排除した肥料を使っています。花が咲くと摘果作業を行ない果実を大きくします。除草剤を使わないため、草刈作業も多く夏の時期はとても大変な作業です。
防除も最低限のものしか使用していないため、雨が多い日や気温が高いとみかんの病気や害虫も多くなりますが、生産者は、おいしい時期に出荷できるように頑張って栽培しています。

生産者から りんご(有袋ふじ・シナノゴールド) 中晩柑(河内晩柑) みかんジュースをいただきました。

りんごは、年中食べられる喜びと、中晩柑(河内晩柑)の果汁たっぷりな美味しさに、感動しました。

 

質疑・応答

組合員から、「今年の作柄の様子を知りたい」と質問が出され、各産地の生産者から、「りんご・みかんの両方の産地は、今、満開の花が咲き順調で、これからの天候次第です。年々、気温上昇や大雨などの異常気象で作りにくい状況ですが、頑張っておいしい果実をつくるので、たくさん注文してください」と報告されました。

生産者が継続して栽培できるように、組合員は安心・安全でおいしいりんご・みかんをたくさん利用し、生産者は組合員に安全でおいしいりんご・みかんを食べさせたいというお互いの気持ちと早期予約の大切さを共有しました。

 

単協取り組み報告

各単協の早期予約りんご・みかんの取り組みの様子を報告しました。手作りのポップやアピールグッズの紹介や寸劇を交えた報告がありました。生産者も寸劇に参加して会場全体が盛り上がりました。

グリーンコープ生協(島根)        グリーンコープ生協ひろしま
 

グリーンコープ生協おおいた

 

おわりの挨拶

連合会商品おすすめ委員、別所さんより「この学習会で多くのことを学びました。大切に育てられてた貴重なりんご・みかんが私たち組合員に届くことに感謝し、単協で早期予約を伝えることをがんばりたい」と挨拶がありました。

 

学習を終えて

2019年度も早期予約りんご・みかんの取り組みの蹴り出しとして、生産者を迎えて「りんご博士・みかん博士養成講座」を行ないました。
おもちゃのカンヅメが始まった経緯や、りんごやみかんが1年をかけて減農薬で大事に育てられていることを知りました。また、早期予約をすることで生産者が計画的に出荷することができ、生産の励みにも繋がることや、組合員にとっても注文忘れがなく生産者のりんご・みかんが確実に届けられるなど、改めて顔の見える関係を築いていることを再確認できました。質疑応答では、組合員からだけではなく生産者から組合員に向けても質問があり、相互に意見交換できた有意義な時間となり、各単協での利用普及の報告では、生産者にも参加いただき、とても楽しいものとなりました。
組合員のために栽培してくださる生産者と、生産者のことを思う組合員とで一緒に積みあげてきたこれまでの歩みを知り、もっと多くの組合員に伝え、早期予約をしてもらいたいと思える養成講座となりました。これからの利用普及に活かしていきたいと思います。

連合会商品おすすめ委員会

 

2019年7月26日

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