連合会 商品おすすめ委員会のやまなし自然塾視察・交流会の報告です

 

2018年度 やまなし自然塾視察・交流会

日 時:2018年7月9日(月)~10日(火)
視察先:やまなし自然塾  山梨県
主 催:連合会商品おすすめ委員会
参加者:組合員8名 同行事務局2名

連合会商品おすすめ委員会は、やまなし自然塾視察・交流会を行ないました。
やまなし自然塾は山梨県の生産者グループで、グリーンコープと1996年より取引を始め、桃、ぶどう、すももなどを出荷しています。組合員が産地へ出向いての視察・交流会または、生産者がグリーンコープに来られての交流会を毎年交互に行ない、交流を深めています。
 
7月9日(月)
<黒富士農場>
黒富士農場は、山を整備してこの場所に設立したのは34年前、天然のきれいな湧水が流れる自然豊かな場所にありました。
経営理念に、(1)共存共栄の精神、(2)品質と安全性に徹底してこだわる、(3)革新、創造、独自性を追求する、この3つを掲げ取り組んでいました。
 
標高1,100mの高台にある黒富士農場は、手を伸ばすと雲に届きそうなくらいに空との距離を近く感じました。

グリーンコープやまぐち生協 田村
 
 
鶏卵やBMW技術を用いた活性堆肥の生産から販売、オーガニック交流会「野の学校」の運営など様々な活動をされていることを教えていただきました。
 
  黒富士農場入口から歩いて行くと、両側に平飼いされているニワトリが歓迎してくれます。
最初の一瞬だけ鶏糞の匂いがしましたが、すぐに匂いはなくなりました。
それは、黒富士農場で作られているBMW農法の「環境へのこだわり」「天然湧水へのこだわり」「飼料へのこだわり」で作られている堆肥を使用しているからです。
自然に囲まれた土地でのBMW農法は、親から子の代へと代わり、常に進化しつづけています。

グリーンコープやまぐち生協 田村
 
18鶏舎で8万羽養鶏されています。うち、15鶏舎で平飼自然放牧。BM活性水や遺伝子組み換えでない飼料を与えられた元気で穏やかな鶏です。アニマルウェルフェア(動物福祉)にも力を入れておられます。卵は有機JASの認定を受けています。

グリーンコープ生協(長崎)岩本
 
<BM活性堆肥>
 
 
有機質肥料は、紅茶の抽出残渣と鶏糞を混ぜて発酵させて、堆肥を作っていました。鶏舎に敷いたり、園芸用資材のBM有機堆肥「実りゆたか」の原料として使われています。

グリーンコープ生協(長崎)岩本
 
<BMWプラント>
 

山梨大学との共同研究では、クロレラを主原料とした藻類バイオマスの培養に取り組み、飼料にも導入されていました。

グリーンコープ生協(長崎)岩本

 

 
  黒富士農場会長向山さんと一緒に集合写真
 
<萩原フルーツ農園>
 
 
富士山を前方に眺めながら甲府盆地をみおろした絶景の斜面に、萩原フルーツ農園はありました。
ぶどうのフレッシュなグリーンが目にしみるくらいぶどう棚いっぱいにぶどうのつるが張り巡り、ぶどうが実っていました。
南向きの斜面にある農園は、太陽に恵まれ水はけもいいため果物が甘くなりやすく育ちやすいそうです。
グリーンコープへの出荷だけでなく、観光農園もされていて、全天候型の透明なビニール屋根が設置されていました。

グリーンコープ生協ひろしま 高田
 
 
シャインマスカット    
 
ピオーネ    
 
6月―さくらんぼ 7月―桃 8月―ぶどうが、旬を迎えるとのことです。今年からグリーンコープにもシャインマスカットが新登場するそうです。
生産者の一番のご苦労は、小豆ほどの大きさになったぶどうの粒をぬく(摘果)作業で、一房ごとの手作業は本当に目や腰が痛くなり、また熟練者でないと時間がかかり、ぶどうのできも悪くなってしまうそうです。そんな手間ひまかけて育てられたぶどうは、現在、一粒一粒が小梅ほどになっていました。グリーンのぶどうの粒が太陽をいっぱいあび、BM活性水に満たされながら大房となって、鮮やかな色をつけて私たち手元に届くことを心から楽しみにしています。

グリーンコープ生協ひろしま 高田
 
<交流会の様子>
 
 
 
ぶどう棚の下で組合員からのメッセージの贈呈をしました。
 
 
 
<小野さんの桃の圃場>
 
 
甲府盆地から少し離れた塩山の平地にある圃場でした。ちょうど今、桃の収穫最盛期の中、早朝4時からの収穫作業を終えられたあと、案内してくださいました。
朝採りの桃は、実がしまってとても美味しいそうです。
小野さんご夫妻は、いつもご一緒に圃場に向かわれ、ご主人が摘み取り作業、奥さんが梱包作業という連携作業をされている仲よしご夫婦です。

グリーンコープ生協みやざき 杉田
 
 
生産者の小野さんから、収穫の仕方を
教わりました。
  生産者の甘利さんと一緒に、収穫時期となった美味しい桃を探しました。
 
桃の収穫体験もさせていただきました。桃のとり方は、小野農園のお隣の甘利さんにも指導していただきました。桃は大変デリケートで力加減がとても難しく、少しでも力が入ると実に指の跡がつき商品にならないそうです。実際に収穫体験させていただいたことで、難しさを実感することができました。

グリーンコープ生協みやざき 杉田
 
 
今年の桃は、少雨や猛暑のため種が2個入り、実の中心に穴が開いてしまうものがあったそうです。樹の下に反射シートを敷くことで桃が色付いていきます。多くの手間と愛情をかけて美味しい桃ができます。
 
 
「子どもを育てるような気持ちで、桃一つ一つを大切に育てているのよ!」と笑顔で語られていたことがとてもうれしく、より一層、私たちの元へ届くことが楽しみになりました!

グリーンコープ生協みやざき 杉田
 
今年の初めに生産者に来訪いただいた交流会では、産地の様子を聞くことができました。多くの組合員が感銘を受け、今回の視察は8単協からの参加がありました。
生産者グループで力を入れているBMW技術は、自然豊かな環境の中、地域で協力し自然と共生するという理念に基づき、次世代の生産者に継承されていることがわかりました。また、BM堆肥を活用し、栽培された果実で地域を盛り上げている様子を伺いました。収穫を待つばかりの桃や、色付きはじめたぶどうを見てフルーツ王国の山梨を感じることができました。
今回の視察で生産者の信念と努力、新しい農業技術に取り組む思いを知ることができました。天候に左右されながらも1年間愛情をかけて栽培された果実の生育状況を組合員に伝え、利用普及に取り組んでいきたいと思います。

グリーンコープ連合会商品おすすめ委員会

2018年11月8日

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