連合会 商品おすすめ委員会の「(株)菱塩」視察・交流の報告です

2018年度商品メーカーの視察・交流
「(株)菱塩」視察・交流

日 時:2018年6月22日(金)9:30~14:20
視察先:(株)菱塩(りょうえん) (長崎県西海市崎戸町)
主 催:連合会 商品おすすめ委員会
参加者:連合会 商品おすすめ委員10名
    同行事務局2名
    労働協同組合翔1名

商品おすすめ委員会では、メーカーの商品作りに対するこだわりや取り組む姿勢を知り、単協での利用普及に活かすために、グリーンコープの「海水塩(なぎさ)」を製造している(株)菱塩の視察・交流を行ないました。

取扱商品
「海水塩(なぎさ)1kg」「焼き塩にっぽんの海塩卓上びん85g」(店舗のみ取扱い)
「焼き塩 にっぽんの海塩 詰替用200g」

はじめに、長崎県西海市崎戸町にある崎戸工場の立地についてと、(株)菱塩の親会社であるダイヤソルト(株)の紹介のDVDを視聴しました。
白衣に着替え、ヘルメットを被り工場内の視察をしました。

 

<取水口>


海水の取水口は工場から見えるほど、
近い場所にありました。
組合員に愛用されているグリーンコープの「海水塩(なぎさ)」は、長崎県五島難・崎戸島周辺の海水を100%使用しています。人口が少なく海水汚染などほど遠い、透き通ったきれいな美しい海が広がっていました。

グリーンコープ生協おおいた 薬師寺さん

 

<二段砂ろ過器>

取水した海水は、二段砂ろ過器を通り、海水中のプランクトンやゴミなどを取り除きます。

 

<イオン交換膜電気透析槽>

二段砂ろ過器された後、イオン交換膜電気透析槽に流れ、更に有害物質や不純物が除去されていきます。
イオン交換膜電気透析槽に使用されているパネルやイオン交換膜を実際に見ながら、仕組みを説明していただきました。
イオン交換膜電気透析槽できれいになった海水に電気を通すことで濃縮した塩水ができます。
歴史を感じさせる味わいのある大きな工場で、イオン交換膜電気透析槽など独自の創意工夫された設備がたくさん並んでいました。こんなにも複雑な工程や手間をかけて製造されていることに驚きました。

グリーンコープ生協おおいた 薬師寺さん

 

<せんごう設備>

次に、とても大きなせんごう設備を外から視察しました。
せんごう設備で更に濃縮して平釜に移します。

 

<平釜製塩>

平釜に移し、ゆっくり加熱し水分を蒸発させ結晶化させます。
「海水塩(なぎさ)」は平釜で加熱蒸発させて静置してゆっくりと過熱濃縮する方法をとっていました。

グリーンコープやまぐち生協 小野さん
平釜の中も見せていただきました。
平釜で製塩された出来たての塩を試食させていただきました。
できた塩の結晶は薄くて粗いフレーク状で、ふわふわしていました。結晶は凹凸しているので表面積が増え、付着性、溶解性に優れているそうです。「海水塩(なぎさ)」が素材にさっと溶けて馴染みやすく、まろやかな味わいになるということがよく分かりました。

グリーンコープやまぐち生協 小野さん
平釜で製塩された後は、遠心分離機で脱水と分離、成分を調整して乾燥させ袋詰め、箱詰めします。

 

<袋詰め>

「海水塩(なぎさ)」は機械によって袋詰めされ、手作業で段ボールに箱詰めされていました。

 

質疑・応答

質疑応答では、視察中に疑問に思った事をこの機会を逃す訳にはいかない!と言うような熱い時間でした。「海水塩(なぎさ)」を使用したグリーンコープ商品や、メーカーとのつながりを感じました。そして組合員の思いも伝えることも出来ました。(株)菱塩のアピールポイントを質問すると「環境です」と誇らしく答えられ、(株)菱塩のある崎戸町は河川がないためプランクトンの発生もなく「30年勤務していますが、一度もろ過器が詰まったことがない!」と言われていました。塩は海からの贈り物。誇られる環境の中で作られた「海水塩(なぎさ)」はまさに自慢の塩です!

グリーンコープ生協おかやま 北村さん

 

 

(株)菱塩のある長崎県崎戸は、外海に面しており水環境が整ったきれいな海水から「海水塩(なぎさ)」が作られていました。
九州で唯一の塩専用イオン交換膜を使用していることで有害物質を除去し、ミネラルを残したままの安心でおいしい貴重な塩が作られていることを知りました。さらに平釜製法でフレーク状の結晶になり溶けやすく、どんな料理にも合うように作られていることがわかりました。
今回の視察で、メーカーによるこだわりの製塩方法で作られていることを改めて知り、グリーンコープの基礎調味料である「海水塩(なぎさ)」をより多くの組合員にすすめていきたいと思います。

連合会 商品おすすめ委員会

2018年9月25日

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