2018年度 グリーンコープ「産直」「商品」学習会
<はじめに> |
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【福岡会場】 |
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【岡山会場】 |
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<学習会の様子> |
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畜産の産直について |
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産直びん牛乳について グリーンコープの食べもの運動の象徴である産直びん牛乳は、ほんものの牛乳が欲しいという組合員の願いに、生産者とメーカーが応え実現した、どこにもない牛乳です。 昨年、産直びん牛乳ノンホモiTQi(※)優秀味覚賞(2つ星)を受賞し、ヨーロッパで美味しさと良さを認められたことを受けて、これから更に盛り上げていきたい。この素晴らしい産直びん牛乳を未来の子どもたちに残していきたいという皆さんの願いを込めて、利用普及していくことが重要です。 |
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※iTQi International Taste&Quality Institute(国際味覚審査機構)の略称。ブリュッセル(ベルギー)に本部を置き、世界中の食品・飲料品の「味」を審査。優れた製品を表彰・プロモーションを行う。審査員は、ヨーロッパで最も権威のある調理師協会および国際ソムリエ協会に属する一流シェフやソムリエで構成される。 |
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青果の産直について 産直青果は生産者と組合員が顔の見える関係作りをしています。生産者は安定して農業が続けられ、組合員は安心して生産物が購入でき、共に日本の農業を守っていきます。 誰が、どのように作っているか出荷する全ての生産者、圃場情報を登録しており、作業日誌、出荷時記録など栽培履歴(トレーサビリティ)を実施しています。また、定期的に記録の確認を行なっています。 |
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環境ホルモンの疑いがあるといわれている物質の中で、最も多いのが農薬です。野菜類は環境ホルモンの疑いのある農薬の使用は原則禁止しています。果物類は生産者の努力で慣行栽培より農薬をかなり減らしています。気象状況などで作柄が悪い時は、代替品を届けることをせず欠品としています。 |
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米の産直について![]() |
産直「赤とんぼ米」は、赤とんぼがとびかう豊かな田園風景や自然を守りたいという願いが込められています。グリーンコープのお米は「有機栽培米」「A栽培米」「B栽培米」「C栽培米」の栽培基準があります。C栽培米は市販の特別栽培米と同等の栽培基準です。 米の価格は相場価格の変動により、生産奨励金を設けて、米作りが継続できるように価格を決めています。そしていろいろな産地、品種、精米の歩合いの違う米があり、自分の好みの米を選び食べることができます。そして、皆で食べることで日本の農業と環境を守っていくことに繋がります。 |
2.グリーンコープの「商品」について |
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non-GMO異性化糖、環境ホルモン対応缶によるGC缶詰 | |
non-GMO異性化糖 グリーンコープ商品に使用している甘味料「異性化糖(ブドウ糖果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖)」がnon-GMOに変わっていきます。組合員の長い間の要望が実現し、子ども向けのお菓子から変更していきます。まずはリトルポッキンチュー、ソーダポッキンチューから始まりました。併せて、遺伝子組み換え食品の健康被害などの資料の説明がありました。 |
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1998年、環境ホルモン(ビスフェノールA)が溶出する可能性がある缶詰23品目を供給停止してから、長年検討を重ねてきました。今年度、環境ホルモン対応缶(タルク缶)で製造できる新規メーカーと出会いました。ほとんど手作りのいわし、さんま、さばの各種水煮、味付け(醤油)、味噌煮缶が新登場しました。 |
参加者の感想 |
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【福岡会場での感想】 【岡山会場での感想】
3.学習会を終えて 今年度は、異性化糖のnon-GMO化や環境ホルモン対応缶による魚の缶詰が登場するため、学習に遺伝子組み換えや環境ホルモン問題を盛り込み、改めてグリーンコープ商品について理解を深めることができました。組合員の願いを実現したたくさんの商品がありますが、ポイントを絞った学習で、グリーンコープ商品をトータルに知ることができました。参加者からも「グリーンコープのこだわりや良さがよくわかった」「どの商品も自信を持って利用普及していける」などの感想が多く出されました。 |
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共同体商品おすすめ委員会 |
2018年6月28日