ウインナーソーセージに係る表示について消費者庁及び公正取引委員会の調査を受けて、景品表示法に違反する行為として措置命令を受けました。

2018年3月27日(火)に消費者庁の調査結果に基づき、景品表示法に違反する行為として措置命令を受けました。

この措置命令は、2017年6月に全組合員に報告していました、「【お詫びとご報告】GC「ウインナー類」(こだわり、あじわい)の皮(羊腸)を加工する際に、リン酸溶液に漬けられていた期間があったことがわかりました」に対して受けることになりました。

組合員の皆様には、各メディアからの報道によってご心配とご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません。

新たな商品事故を引き起こしたということではなく、昨年、商品事故が発生した際に、全ての組合員の皆様にご報告しておりましたが、このたび、消費者庁から措置命令が下されましたので、謹んでご報告いたします。

消費者庁からの措置命令について真摯に受け止め、さらなる再発防止を行なっていきます。

現在、組合員の皆様にお届けしているGCウインナー(こだわり、あじわい)は2017年4月から、ウィンナー類の皮(羊腸)は塩水使用の皮(羊腸)でお届けしていますので安心してご利用ください。

なお、あらためて、2017年6月、同年10月に全ての組合員の皆様にご報告したご案内を再掲致します。

 

2017年6月のお詫びとご報告 /////////////////////////

【 お詫びとご報告 】

GC「ウインナー類」(こだわり、あじわい)の皮(羊腸)を加工する際に、リン酸溶液に漬けられていた期間があったことがわかりました

 いつもグリーンコープの商品をご利用いただき、ありがとうございます。
 2017年3月29日、グリーンコープのウインナー類(こだわり、あじわい)(下表の商品13品目)の羊腸を加工する際、グリーンコープとメーカーは「塩水に漬ける」仕様を確認していますが、メーカーが誤ってリン酸溶液に漬けていた期間があったことが分かりました。

 グリーンコープの取り扱い基準は「原料にリン酸塩は使わなくても済む場合は使わない」としています。ウインナー類は原料に「リン酸塩」を使用しておらず、組合員の皆様にはカタログ等で「ウインナーにリン酸塩を使用していません」と案内してきました。しかしながら、以下の期間と商品においてリン酸溶液に漬けられた羊腸を使用するということを発生させてしまいました。組合員の皆様に心よりお詫び申し上げます。

 ≪該当期間と該当商品(羊腸を使用したウインナー類)≫
 2015年6月3日~2017年3月31日までにお届けした下記商品

<該当商品リスト>

※セ)…食べ比べセット

一、リン酸塩についてのグリーンコープの考え方

  日本ではリン酸塩を日常的に摂取する機会が多いことから、グリーンコープの基準は、「魚肉すり身やハム・ソーセージには使用しません。また、その他の食品にもできるだけ使用しないように総量規制の考え方で、使用する場合は点検・確認します」と定めています。(「総量規制の考え方」とは「総量を出来るだけ減らす」という考え方です。)

二.リン酸塩とは

  リンは人体に必要な栄養素の一つでカルシウムの次に多く存在します。自然界では「リン酸塩」という形で存在し、魚介類や肉類、チーズや卵黄などに豊富に含まれており体内でカルシウムやマグネシウムと結びついて丈夫な骨や歯を作る役割を果たしています。

  しかし、リンを長期間過剰に摂取すると、鉄分の吸収を妨げたり、体内のカルシウムとリンのバランスが崩れてしまうなどの指摘があり、食生活全般として注意することが必要な栄養素です。一般的には、加工食品を製造する際に食品添加物として多種多様な食品に使用されているのが現状です。

三、ウインナーの皮(羊腸)がリン酸溶液に漬けられていたことのご報告

  2015年6月3日~2017年3月31日までにお届けしたウインナー類(こだわり、あじわい)の羊腸が、羊腸加工メーカーでリン酸溶液(リン酸塩を真水に1%の割合で溶かした水溶液)に漬けられていたことが、ウインナー類製造メーカーからの報告でわかりました。

  リン酸溶液は羊腸の中にウインナーの具を充填しやすくする効果があり、一般的に流通している殆ど(一般に流通されている99%)の羊腸に使用されています。
  グリーンコープは、総量規制(総量を出来るだけ減らす)という考え方に基づいて、羊腸はリン酸溶液に漬けずに、「塩水」に漬ける仕様にしています。

  このたび、羊腸メーカーが、一般向けの(リン酸溶液で加工した)羊腸をグリーンコープのウインナー類(こだわり、あじわい)製造メーカーへ納品したことによって、グリーンコープのウインナー類(こだわり、あじわい)に使用されてしまいました。
  ウインナー類製造メーカーは、グリーンコープの考え方や基準を十分に承知しており、ウインナー類製造メーカーは羊腸加工メーカーに「羊腸はリン酸溶液ではなく塩水に漬ける」ことを指定して確認しています。

<羊腸加工メーカー>
  羊腸メーカーは一般的に99%がリン酸溶液に漬けられていることから、「塩水」をリン酸溶液に変更することは問題ないと判断し、変更していました。
  更にその際、羊腸を漬ける溶液は仕様確認の中で原料という扱いではないため、「塩水」を変更することはウインナー類の「原料や添加物」の変更ではなく、羊腸メーカーは「指定原料の変更」として事前に了解が必要な事項として取り扱いませんでした。
  そして、2016年5月2日付けの仕様書において、「塩水」を「リン酸溶液」に変更したことを仕様書の書類としてウインナー類製造メーカーに報告していました。

<ウインナー類製造メーカー>
  ウインナー類製造メーカーは、年1回、仕様書を確認していますが、今回の件は原料の変更という扱いではなく、原料以外の一部の記載事項の変更として扱われたため、羊腸を漬ける溶液の変更に気がつきませんでした。
  しかし、2017年4月から豚腸加工メーカーを羊腸加工メーカーに変更する際に、あらためて仕様書を総点検した際に、羊腸加工メーカーにおいて羊腸が「リン酸溶液」に漬けられるように変更になっていることが分かりました。

<グリーンコープ>
  年1回、仕様書を確認する際、羊腸の加工工程に関する書類が提出されていないことに気がつかずに確認を終えていました。

四.リン含有量について

 塩水に漬けた羊腸とリン酸溶液に漬けた羊腸で製造したウインナーに含まれるリンの含有量を測定しました。その結果は次の表のとおりでした。

 リン酸塩は自然界に存在するため、羊腸を塩水に漬けたウインナーは100g中110mgリン酸塩が含まれ、リン酸溶液に漬けた場合は130mg含まれていました。ウインナー1本(17g)当り、羊腸をリン酸溶液に漬けたウインナーに含まれるリン酸塩は20mgで、塩水に漬けたウインナーよりも約3mg多いという結果でした。

   リン酸塩の含有量

   【参考データ】
    ・一般のウインナーソーセージ(リン酸溶液使用) 190mg(100g中)
    ・摂取基準(1日) 1,000mg/男性、800mg/女性
    ・耐容上限量(1日)3,000mg/男性、3,000mg/女性

五、お詫びと再発防止策と今後の取り扱い

  このたびは、カタログ等で「ウインナーにリン酸塩を使用していません」などと案内して組合員の皆様に利用していただきながら、グリーンコープの仕様と異なるウインナー類(こだわり、あじわい)を組合員の皆様にお届けしていた時期があったことについて、深くお詫び申し上げます。

  このたびの件を受けて、取引先・メーカー説明会を開催し、仕様書の確認を書類の変更だけではなく、それぞれのグリーンコープ商品の「特長事項」(例えば、「リン酸塩を使わない」等)を、取引先・メーカーが原料を調達しているメーカーに対して「重要事項」として指示して変更の可否を確認することを徹底するように致します。今後、同様の事故を発生させないよう再発防止に努めます。

 取り扱いについては、リン酸塩は自然界でも存在し、グリーンコープ基準のウインナー類にも原料由来のリン酸塩が含まれていることから、今回の件の内容をご報告し、お詫びさせていただくことでご容赦いただきますようお願いいたします。

  今後も、グリーンコープのウインナー類(こだわり、あじわい)は、羊腸の加工においてもリン酸塩を使用しない商品を販売していきます(2017年4月1日からは羊腸は塩水使用に切り替えが完了しています)。引き続き、グリーンコープ商品のご利用をよろしくお願い致します。

2017年6月19日
グリーンコープ連合

2017年10月のお詫びとご報告 /////////////////////////

GC「ウインナー類」(こだわり、あじわい)の皮(羊腸)を加工する際に、リン酸溶液に漬けられていた期間があったことについて

【お詫びと訂正のご報告】

いつもグリーンコープをご利用いただき、ありがとうございます。

「こだわり」と「あじわい」タイプのウインナーの皮として使用している羊腸について 、グリーンコープでは使用を制限している「リン酸溶液」に漬け込んだ羊腸を使用して いたことがわかり、その内容と経過を6月19日週に「お詫びとご報告」チラシにてお 届けさせていただきました。この「お詫びとご報告」に記載していた、羊腸をリン酸溶 液に漬けていた期間について、一部、誤った報告をしていたことがわかりました。大変 申し訳ありません。

ご報告していた13アイテムのうちの8アイテムについて、リン酸溶液に漬けた羊腸で 製造したウインナーで2017年3月31日以降もお届けしていました。

    ※セ)…食べ比べセット

リン酸溶液漬けの羊腸から塩水漬けの羊腸に切り替わった日付について、事故発生当時 、取引先と確認していました。しかし、この度、公正取引委員会にご報告する際、4月 1日から変更になったという根拠となる資料を届けるように指示をいただき、取引先と 再度確認を行った結果、塩水漬けの羊腸に切り替わった時期が違っていたことがわかり ました。

当時、グリーンコープと取引先の工場長とやり取りを行い、いつから変更になるのかを 確認していました。しかし、工場長と現場の担当者とのやりとりが不十分だったため、 すべての羊腸が切り替わる日付の報告になっていませんでした。また、グリーンコープ も羊腸が切り替わったという証明を取り寄せてはおらず、取引先からの報告を受けて、 組合員の皆さんにご報告していました。取引先内部での確認が不十分で、かつ、グリー ンコープも取引先との確認が不十分だったため、羊腸の切り替わりについて、間違った 日付で案内していました。

今後は、再発防止のため、取引先内部での情報共有を徹底してもらい、調査、確認いた だき、根拠資料(原料の入出庫記録、製造記録、出荷記録など)を届けていただいたう えで、グリーンコープも確認し、組合員の皆様に正確に情報をお届けしていきます。こ の度は重ねてのお詫びとなり大変申し訳ありません。深くおわび申し上げます。

2017年10月30日
グリーンコープ連合

2018年3月29日

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