料理研究家・坂本廣子さんのグリーンコープたべものがたり料理研究家・坂本廣子さんのグリーンコープたべものがたり
牛肉のおいしさが分かる赤身モモすすめ 3月Vol.2

健康な牛から健康な牛肉が生まれます。
餌もグリーンコープ指定のものを使い、子どもの世話と同じように育ててくれる生産者の手間と心の贈り物

肉は古来より良質のたんぱく源となってきました。たんぱく質は体を作るのにも欠かせませんし、身体の元気をたもつ元にもなります。特にもも肉のような筋肉がよく働いていて脂肪が少ないところは消化もしやすく身体に優しい優れもの。
食卓に乗る食べ物はものが言えませんから、同じ肉の形を取っていてもその中身は見えるものではありません。理屈で食べるわけじゃないけど、信頼される生産者だからこそ手間と心をかけて牛を育てます。牛が食べるごはんだってもちろん主飼料は、遺伝子組み換えをしていないもので、牛はその牛それぞれに配合も違えて個性を大事にしながら大切に育てています。

もも肉をおいしく食べるコツは、どんな料理でも火を通しすぎないこと。さっと熱を通し、色が変わったらもう食べごろです。ピンク色が残ったぐらいのほうがやわらかく肉本来の味が生きます。



牛モモ肉うす切スライスの
ビーフサラダ(スープ付)

しゃぶしゃぶ用
材料
2人分(1人分熱量約86kcal/塩分約1.3g)
所要時間/約15分(ダシの時間を含まず)
材料
牛モモうす切スライス…100g、
昆布…1枚(3cm×5cm)、水…2カップ、
塩…小さじ1/2、
A
玉ねぎ(薄くスライス) …30g、
ラデッシュ(スライスにする)…2個、
レタス(太めの千切り)…40g作り方
[1] だしをつくる。水と昆布を鍋に入れ、できれば20分程度おいてから塩を加えてあたため、沸騰直前に昆布を取り出す。
[2] 牛モモ肉を1でさっと湯通しする。箸でつまんで広げるように湯に浸け、軽く色が変わるぐらいで取り出しAの野菜と一緒に皿に盛る。
[3] 残ったスープは、きれいにアクを取り、脂気がなく、透明感のあるスープにする。
モモ肉は余計な脂がないので、昆布と肉の旨みがひき立つおいしいスープになります。

材料

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