料理研究家・坂本廣子さんのグリーンコープたべものがたり料理研究家・坂本廣子さんのグリーンコープたべものがたり
日本ならではの優しい甘味の調味料 7月Vol.3

発酵がもたらした旨みとコクのある本みりんは淡白な素材を引き立てます。

みりん『千代の園』は「本みりん」。昔ながらの製法で、原材料の国産米(米ともち米)と米麹に、水あめや醸造用アルコールを添加して、糖化を促進させて旨みを引き出しています。
このみりんの甘みは、米が糖化されたことによる自然な甘みのため、味や香りの淡白な素材を使うときの甘みづけにおすすめです。また、砂糖と比べると焦げにくく、照りをきれいに出してくれたり、生臭さや嫌な臭いを隠してくれるマスキング効果もあります。またみりんの糖分には保水効果もあるので、火を通すとパサパサになりがちな、鯖などの魚や、鶏ムネ肉などの淡白な肉を煮るには最適の調味料といえるでしょう。
おいしい料理には、旨みの多いみりん『千代の園』をお使いになることをおすすめします。
冶部煮(じぶに)
親子丼
材料
2人分(1人分熱量約158kcal/塩分約1.8g)
所要時間/約20分
材料
若鶏正肉ムネ…150g、上新粉…大さじ3
白ねぎ…1本(80g)、生しいたけ…3枚(45g)

A.煮汁
だし…1/2カップ(100ml)
本みりん…1/2カップ(100ml)
醤油…大さじ1

お好みでわさび…適量
作り方
[1] 鶏ムネ肉は薄い削ぎ切りにし、上新粉をまんべんなくまぶしておく。白ねぎは5Cmのぶつ切りにし、しいたけは4等分する。
[2] Aを鍋に入れ、白ねぎ、しいたけを加えて煮込み、野菜に火が通ったら鶏ムネ肉を加えて煮込み、火が通ったらできあがり。
[3] 器に盛り付け、お好みでわさびなどをのせていただく。

材料
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