新商品 香料入お洗濯のしゃぼん(液体) メーカー:ミヨシ石鹸(株)に聞く

4月13日(木)
メーカー:ミヨシ石鹸(株)神戸工場を訪問
〒653-0032
兵庫県神戸市長田区苅藻通7-1-48


神戸工場
水野工場長、中野技術課課長に対応いただきました。
※GC「香料入お洗濯のしゃぼん液体」はカタログGREEN12号(6月5日-お届け)登場予定
液体せっけんが好評ですが?
A.
1液体せっけんは純せっけん分にイオン交換水を混合した完成度の高い洗濯用せっけんです。
冬場の水温が低い時期でも溶け残りがありません。
純せっけん分は30%です。日常の軽い汚れの洗濯物に適しています。
さらに、助剤を配合していない無添剤ですので、繊維にやさしく、デリケートな衣類の洗濯にも利用いただけます。
使いやすさと風合いのあるソフトな仕上がりが、とても評判良いようです。

液体せっけんの原料は何ですか?
A.

主原料は純植物性の「なたね油脂」から精製したオレイン酸とバーム核(種の部分)脂肪酸とを混合したものです。
ミヨシ石鹸(株)は、ミヨシ油脂(株)と同じ敷地内にあります。
そのミヨシ油脂(株)では、油の精製・分解など脂肪酸を取り出す工程から製品までの一貫生産を行っております。だから、より新鮮な原料を入手することができるのです。
また、せっけんの主成分である脂肪酸を使いこなす技術には長年の実績を持っています。
せっけんの原料に植物油脂は不向きといわれてきましたが、近年の油脂精製の(調整)研究によって、その利点を活かしたせっけんを作ることができるようになりました。

(左)中和した洗剤が(右)冷却され透明に澄んで行きます。

粉せっけんとの作り方が違うの?
A.

液体せっけんも他のせっけんと同様、天然の動植物油脂を原料とした脂肪酸に苛性ソーダ、カリを反応させてせっけん分を作り、液体(水溶性)に加工したものです。
しかし、脂肪酸と一言でいっても、その種類はさまざまです。
ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などなど、その性質も違い、せっけんの個性を左右しています。
その性質をうまく調整することによって、お洗濯に適した脂肪酸に変化させることが出来るようになりました。
せっけんも技術力の向上によって、新しい洗濯機や乾燥肌などの問題に十分対応できるようになりました。


香りはどんな香り?
A.

フローラルブーケイメージやさしいグリーンの香りとローズ中心のフローラルブーケの香りを調和させた、さわやかで華やかな香りです。
ライフスタイルがさまざまに変化していく中で、さらに楽しくせっけんでのおせんたくができるように、また合成洗剤からのきりかえがスムーズになるように香料入りの商品が開発されました。


使い方は?
A.

洗浄力の強いオレイン酸配合ですので、襟や袖口のがんこな汚れは、部分洗いをして洗濯機へ入れるのがコツです。

使用量の目安
目安
   

一個の石けんをお届けできる仕事を誇りとして……!
 

「〜天然の油脂から生まれた石けんは、油と水の仲立ちをして汚れを落とし、暮らしを今日から明日へつなぎます。石けんは油と水、人と自然を結びあわせる、静かでおだやかな活力を内包しているのです。
安心、安全であること、ひとの役に立つこと、率直でシンプルなこと。私たちはせっけんの個性を企業のアイデンティティと重ね、基本を求めて行く誠実さを理念としました。〜」

-ミヨシ石鹸(株)パンフより抜粋-


▼ビデオでごあいさつ
三木晴雄社長
三木晴雄社長
水野勝己工場長(左)
中野秀樹技術課長(右)

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