さらに詳しいようす4
オリーブ園
運搬
パレスチナに広がるオリーブ園の写真です。見渡す限りオリーブ園が続いています。
オリーブ園の道は、昔ながらの狭くデコボコの道のため車は入れません。そのため今でもロバがオリーブの主要な運搬手段となっています。
 
車が入れるようになれば生産性は飛躍的に向上します。
また運搬時のオリーブの実への損傷も減り、品質の良いオリーブの生産を増やすことも可能になります。
オリーブ選別
 
オリーブ収穫
オリーブの実の選別作業です。
オリーブの木はとてつもなく長い寿命を持つ木だそうです。一番長生きしている気は樹齢3000年のものがあります。
 
エルサレムの地下に眠る「重く長い歴史」同様に、オリーブの木の寿命にもパレスチナとユダヤの間にある、長い長い歴史の積み重ねを感じずにはいられませんでした。
手作り道路
 
手作り道路2
「手作りの道路」―グリーンコープでも道造りを支援しようと提案している道です。
砂利道です。オリーブの畑に行くのに、パレスチナの人には道がありません。
オリーブを収穫した後、車に載せるまで運ばないといけない。畑から車に載せるまでに道がありません。道は岩だらけです。
 
全部、パレスチナの人たちが人夫として労働し、報酬を払って、手作業で道を造ります。それによって雇用が生まれます。そして、報酬として金を配るだけじゃなくて、その後には道が出来る。その後の収穫がとてもやりやすくなる。決して、その時にお金を配るだけではありません。是非、この道を造る取り組みに、グリーンコープも取り組みたいと考えています。
 
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