さらに詳しいようす1
 
風景
自治区ラマラ
テルアビブ空港からパレスチナの自治政府があるラマラへ向かう車の中からみた、緑溢れるイスラエルの風景です。抱いていた砂漠の中近東というイメージとは違い、イスラエルは「肥沃な土地」でした。道路も家も立派で、豊かな国という印象です。この風景がパレスチナ自治区に近づくにつれ、一変していきます。
 
パレスチナ自治区ラマラの風景です。
パレスチナに入ると山岳地帯と言って良い岩だらけの風景になります。
建物は昔も今も現地の山から切り出した「ホワイトストーン」で作られています。
 
監視塔
 
分離壁
ラマラに入るところにある監視塔と分離壁です。
監視塔の後に見える直線の白い部分はイスラエル軍の緊急用の滑走路で、このすぐ右側に、パレスチナ自治区に入るためのチェックポイントがあります。
 
パレスチナ自治区の中に築かれた分離壁の写真です。万里の長城は宇宙からも見えると言われていますが、このようにパレスチナの中に建設されている「分離壁(アパルトヘイト・ウォール)」も、宇宙から確認することが出来ます。
 
落書き
 
チェックゲート
パレスチナ自治区の中に築かれた分離壁への落書きです。
落書きすることは命がけです。
この絵は、風船をつかんで少女が壁を越えて行けるイメージが描かれています。
 
分離壁のゲートです。兵隊がいます。
パレスチナの人が自分の土地が向こうにあるから行くということで、身分証明書と許可証を出しています。兵隊は、透かしまで点検して、やっと通れるということです。

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