HOTな商品NEWS
  いいんかい通信
 

青果・米委員会視察交流報告 NO.9
2004年11月12日(金)〜13日(土)

 

この2つの産地のある長崎県の島原半島は、温暖な気候に恵まれ有機農業の盛んな地域です。しかし、今年は相次ぐ台風で、苗が流されたりハウスに被害を受け、大変だったそうです。
(組合員 7名、職員2名参加)
 
  メンバーの皆さん  
〈松本さんのブロッコリー〉
有明海を望む畑
松本さん
 
  有明海を望み風通しのよい畑には、露地栽培のブロッコリーの緑色の葉が緩やかに傾斜してどこまでも続いていました。今年は台風で定植が遅れた…けど2月末には出荷できると話されていました。  
 
  (GCおおいた 梅澤里子)
 
〈平林さんの水菜〉


平林さんの水菜畑
柔らかそうな水菜
 
  たび重なる台風の後、まきなおした水菜はしっかりと元気いっぱいに育っていました。畑でちぎって食べた味はシャキシャキしていてみずみずしくて、とってもおいしかったです。    
 
(GCおおいた 梅澤里子)
 
〈昼食交流会〉

 
   昼食は、吾妻の奥様方の手作り料理で交流会。水菜づくしのおいしい料理を頂きながら和気アイアイと話がはずみました。そんな時、なんと!8年前の交流会の懐かしい写真が登場!私も若かったけど、生産者の皆さんも若い!お互いちょっと?年取りましたが、今まで産直の取り組みを積み重ねた年輪がしみじみと感じられ、あらためてグリーンコープの産直の素晴らしさを再認識したのでした。  
 
(GC(長崎) 松尾淳子)

   アットホームで明るい吾妻有機のみなさん。長年の経験からの知恵で無農薬栽培にとりくまれているのが伝わってきました。  
 
(GCおおいた 大島夏子
 
 会長の荒木隆太郎さん
〈酒井さんのしょうが〉
収穫の様子
たくさん連なったしょうが
  しょうがの収穫を少し体験。ずっしりと重いしょうが。プーンとさわやかな香りが広がりました。  
 
 (GCおおいた 大島夏子)
 
   
 
〈酒井さんのほうれん草〉


 きれいなほうれん草
酒井さん
  しっかり土づくりをされた畑に冬の光をあびて、ほうれん草が元気に収穫を待っていました。   
 
(GCおおいた 大島夏子)
   
 
〈栗原孝嗣さんの畑

玉が巻き始めた白菜
広い白菜畑
  白菜は今が一番届けて欲しい品目の一つですが、出荷はあと1ヶ月くらい(12月)とのことでした。  
 
(GCくまもと 楠木宏基)
栗原さん
大根ももうすぐ出荷
  台風の影響で人参までも欠配が発生しましたが、やっと出荷できるサイズに育っていました。  
 
(GCくまもと 楠木宏基)
   
 
〈荒木隆太郎さんミニトマトハウス〉

大きなハウスが続く
美味しそう!
  緑の葉の間から、お日さまの光を受けて真っ赤に光るミニトマト。その甘さとみずみずしさに感動!できるだけ多くの人に味わってもらいたいな。  
 
(GCおかやま 横山真希)
荒木隆太郎さんのなすハウス〉
なり始めたナス
広〜いハウス
  ハウスの中はまるで迷路。細かなところまでしっかりと手が行き届いているな、という印象でした。  
 
(GCおかやま 横山真希)
   
 
〈荒木隆太郎さんのきゅうりハウス〉

 咲き始めた黄色い花
視察の様子
  台風23号の後、植えられたという苗が40cmくらいに伸びていました。黄色い花がついた実が5cmくらいになっていて、順調に行けば、1ヶ月で収穫できるそうで11月20日頃出荷予定だそうです。苗は青々として、元気に育っていました。  
 
(GCくまもと 江島君枝)
   
 
〈本村さんのレタス畑〉

 本村さん
魚網で台風から守られたレタス
  一面きれいな緑色で、思わず食べたくなるほど見事なレタスでした。台風のときに、ネット(魚網)を掛けた畑と、掛けなかった畑では、成育に大きな差が出ていて、手間隙を掛ける大切さを生産者に教わりました。11月の終わりか12月初旬には出荷だそうで届くのが楽しみです。  
 
(GCくまもと 江島君枝)

吾妻有機の皆さんと
 
  ● 【視察を終えて】 
 
  畑や田んぼの土留に石を使った石垣が作られており、特徴ある風景が印象に残りました。
 
(GCおおいた 梅澤里子)
  非常に対象的な両産地でしたが、ともに農業に対して真摯に取り組まれている姿勢に感銘を受けました。
 
(GCくまもと 楠木宏基)
  約20年前から一切の化学肥料や農薬を排除した農業をされている吾妻有機の4組のご夫婦はとても仲がよく、組合員との交流はいつも全員出席され、奥さんたちの手作り料理と楽しいおしゃべりのおもてなしだそうです。
南有研はグリーンコープの産地の中でも大きく、若手も多い28名の元気なグループです。堆肥にBMW活性水を使い、ほとんど農薬を使わない栽培をされていますが、その作物の美しさに驚き、栽培技術の高さには感心しました。
両産地とも、今年の台風被害は大きいものだったそうですが、野菜たちは元気に育ち、12月からは出荷できるとのこと。
手元に届く日が楽しみです。
 
青果・米委員長 坂本敬子
 

 


戻る