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  いいんかい通信
 
青果・米委員会視察交流報告 NO.14
2005年2月7日(月)〜8日(火)
 

綾照葉会・綾菜会
イメージ写真


宮崎県のほぼ中央にある綾町は、豊かな自然に恵まれ、照葉樹林の森や吊り橋で有名です。「自然生態系農業の町」として、約30年前から町全体で有機農業に取り組まれてきました。グリーンコープと綾町農協は共に、「顔の見える産直」
を目指し、組合員との交流を長年にわたり行ってきました。綾照葉会は農協を通して出荷する生産者グループ、綾菜会は昨年11月から出荷が始まった新しいグループです。
(組合員7名、職員2名参加)

≪綾照葉会≫
 
   
福山さんのチンゲン菜のハウス
出荷中
福山さんのチンゲン菜のハウス
グリーンコープに出荷中
ハウスでの栽培は、土に肥料が蓄積されて肥料過多になり易く、土壌診断を行い、入れる量を調節して工夫されているそうです。茎をかじったら、甘くて美味しかったです。
 
(GC福岡・北九州 末廣治江)


               
大正さんのブロッコリー畑
人参畑
大正さんのブロッコリー畑
畑中さんの人参畑
15aの畑に500本のブロッコリー。キュッと詰まった美味しそうなブロッコリーが葉っぱの真ん中に隠れていました。人参畑は台風の被害を受け、畑に水が溜まってしまい、何とか生き残った人参たちがようやく育ち、出荷できるようになりました。
 
(GCかごしま 中神智恵子)
 
≪農協の堆肥センター≫
見学
完熟の様子
6つに区切り発酵を繰り返す
25〜30日で完熟
700頭の牛を肥育、牛糞とノコクズで作れる堆肥の量は、年間800tで町内の農家に販売されています。
シンプルだけど、とても土によさそう!
 
(GC福岡・北九州 末廣治江)
 
 ≪2産地合同交流会≫
 
生態系の条例を作り、除草剤を一切使用しない、土壌の診断など、町ぐるみで有機農業に取り組んでいらっしゃいました。
去年は台風で何度も種を流されたり、温暖化で栽培管理が難しかったりとご苦労も多かったそうですが、皆さん元気で前向きにがんばっておられました。
 
(GCかごしま 堀切順子)
 
≪綾菜会≫
 
綾菜会のみなさん
綾菜会のみなさん
   
爰野さん
掘ってみたよ
爰野さんのサラダごぼう畑
私も掘ってみました!
畝をくずして掘り出すと、土にまみれたサラダごぼうが出てきました。柔らかいので生でも食べられますが、料理する時は、サッとゆがいてサラダにするとおいしいですよ。
 
(GCかごしま 中神智恵子)
ブロッコリー畑

にんじん
松井さんのブロッコリー畑
抜きたてのニンジン
葉に朝露をいっぱいためた松井さんのニンジン畑。畑から抜いたばかりのニンジンを生でガブリッ!とっても甘〜くて爽やかでした。スティックサラダにいいですね。
 
(GCおおいた 大島夏子)

山尾さんの畑

前田さんの畑
山尾さんのブロッコリー畑
前田さんのブロッコリー畑
今年はヒヨドリの被害が大きくて、ブロッコリーは葉を食べられてしまうので、畑にはネットが張られていました。山尾さんの畑も被害を受け、葉がすじ状になったそうです。
 
(GCみやざき 黒木尚子)
   
北野さん
吉野さん
ほうれん草の出荷で忙しい北野さん
白ネギを収穫中の吉野さん
綾菜会のみなさんは、グリーンコープの生産者になってみて「袋づめや作業の始まり(以前は農協で)、組合員からのクレームや意見が直接届くこと、組合員との交流、欠配しないように気をつけること」と新しい事の連続だと、不安と期待を率直に語ってくださいました。とてもフレッシュでエールを送りたくなりました。
 
(GCおおいた 大島夏子)
   
奥さん
堀さん
奥さんの白ネギは出荷中
12月に入会した堀さん
どこの生産者も台風や鳥の被害など、収穫まで苦労されていることを感じました。また、もう少し待てばもっと太く大きくなるのに前倒しで出荷されていると聞き、欠配で組合員に迷惑をかけないようにという思いやりを感じ、本当に大変だなあと思いました。
 
(GCみやざき 黒木尚子)
 
 
みんなと・・・
大吊り橋の前で・・・、視察のメンバーです。
  ● 【視察を終えて】 
  福岡ではまだ寒い2月上旬、晴天の綾町は暖かくて、もう春のようでした。豊かな自然に恵まれ、町ぐるみで自然生態系農業をされてきた綾町で、こんなに前向きでがんばっておられる生産者の方々とお会いし交流できて本当に良かった・・・という思いでいっぱいです。
今年最後の視察交流会は、グリーンコープの「産直」のすばらしさを、改めて実感することができました。

2005年度もこのコーナーをクリックして、グリーンコープの産地を応援してくださいね。
 
青果・米委員長 坂本敬子
 

 


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