ピョンファ・エ・ダリ(平和の橋)韓国への旅


グリーンコープ共同体主催で、第20回ピョンファ・エ・ダリ(平和の橋)韓国への旅を開催しました。

日 時 :2016年7月23日(土)〜25日(月)
参加者:組合員6人 通訳2人 事務局2人
訪問先:独立記念館、ナヌムの家・日本軍「慰安婦」歴史館、西大門刑務所歴史館、
      タプコル公園、ハンサリム生協、ハンサリム生協敦岩洞店、景福宮・民族博物館


 グリーンコープでは、平和の取り組みの一環として、日韓の過去を認識し未来に向けて市民が連帯することを目的に、韓国への旅を企画し実施しています。
 2016年度「ピョンファ・エ・ダリ韓国への旅」は、今年で20回目を迎えました。日本による侵略の歴史を検証し、韓国の生協組合員との交流を通して、市民の連帯を確認する「ピョンファ・エ・ダリ韓国への旅」の様子を報告します。


7月23日(土)
独立記念館


原始時代から現代までの韓国の歴史が、7つのテーマにわかれ展示されていました。
日本の侵略に対抗した独立運動の様子などの詳しい説明や、拷問の様子を蝋人形で展示されており、その時代の様子を知ることは、とても辛いものでした。




7月24日(日)

ナヌムの家・日本軍「慰安婦」歴史館


日本軍の従軍慰安婦をさせられていたハルモニ(おばあさん)たちが暮らしているナヌム(分かち合い)の家に行きました。
学生ボランティアに囲まれて生活されており、今回は2人のハルモニとお会いし話を聞くことができました。


西大門刑務所歴史館



戦前に日本から独立を願った独立運動家や、解放後の独裁政権期には民主化運動家が監獄暮らしを科せられた実際の場所です。
多くの親子が訪れる場所となっており、自国の歴史を学ぶことが身近であることがわかりました。




タプコル公園



日本に植民地支配されていた、1919年3月1日に起こった「三・一独立運動」の発祥の地となった場所です。独立宣言書が刻印された八角亭や、独立運動の過程や韓国民衆の姿が銅版のレリーフに刻まれていました。




ハンサリム生協との交流



ハンサリム生協から25名の方に迎えていただき、和やかな雰囲気に包まれた交流会となりました。言葉や文化に違いはありますが、子どもを思う母親の思いや、平和を願う気持ちは同じであり、今後も交流を続けていきたいと思いました。



キムチ作り、ミサンガ作り、民族音楽の披露もあり、皆で一緒に歌ったり踊ったりと楽しい時間を過ごしました。





7月25日(月)

景福宮・民族博物館



光化門から続く景福宮は、朝鮮王国の王宮は色鮮やかな建物で、どれも目を引くものでした。民族博物館は、韓国の伝統的な生活や文化がよくわかり、興味深いものでした。



ハンサリム生協敦岩洞店



店内には、生鮮食品からせっけん類まで数多くの商品が並べられていました。
参加者もたくさんの買い物を楽しみました。





<参加者の感想>
・この旅は、日本の侵略の歴史について知らないことがたくさんあり、実際に見て感じることは全く違うことだと思いました。
・今回の旅で、たくさんの日韓の歴史を知りました。ナヌムの家のハルモニや、ハンサリム生協との交流で、同じ女性、同じ母親の願いや思いは、日本も韓国も、どこの国の人であっても同じだ」ということも解りました。
・日本と韓国では、加害者と被害者であり、日韓の歴史についての理解に、大きな温度差があることを目の当たりにしました。
・ 国や人種、宗教や思想、さまざまな違いを超え、お互いを認め合うことの中から真の平和が生まれる。違いを超えることは、決して簡単なことではないが、武力武装や威嚇からは作り出せない真の平和のためには、対話を重ね惜しみなくその努力を重ねるしかないと思いました。


<旅を終えて>
 今年はピョンファ・エ・ダリ韓国への旅が20回目を迎える節目の年でした。
 この3日間の旅を通し、日本が侵略していた歴史を目の当たりにし、事実を受け止めるのは、とても辛く悲しいことでした。日韓の歴史を知り、これから私たちがどのように平和を伝えていくかを考える機会となりました。ハンサリム生協との交流では、日韓の歴史を知った上でこのような交流が続いていることに感謝し、同じ女性、同じ母親としての願いや思いを大切に交流を続けていきたいと思いました。
 この旅で感じたことと、これまで積み重ねてきた取り組みの大切さを実感し、今後も市民レベルの交流を重ねることで「平和の架け橋」となり、未来に向けて平和な世の中を子どもたちへつないでいきたいと考えます。
 (グリーンコープ共同体)

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