グリーンコープの残留放射能検査についてのQ&A

グリーンコープの残留放射能検査についてのQ&A


Q1:なぜ、グリーンコープの自主基準は10ベクレル/sなのですか?

A1:
チェルノブイリ原発事故の時、日本は現地から遠く離れていたこともあり、努力すれば10ベクレル/s以下の食品を確保できると考えました。
今回は国内での事故発生ということで、やむなくチェルノブイリの時の自主基準(アクションレベル)を変更した生協もあります。そして、グリーンコープとしても10ベクレル/sという自主基準は守りとおすことが困難である、もしくはできないとの判断もありました。
しかし、自主基準としての10ベクレル/sを組合員みんなと共有し、その上で知恵を出しあって命を守るために助け合っていくべきだと考えました。
10ベクレル/s以上の商品はすべて供給ストップするということではありません。その事実と現状を受け止め公表し、どうするのか検討する自主基準としての10ベクレル/sとしています。




Q2:グリーンコープの基準は国の基準とどのように違うのですか?

A2:
2012年4月から国の基準は、一般食品100ベクレル/kg、乳児用食品・牛乳50ベクレル/kg、飲料水10ベクレル/kg以下となり、この基準を超えた食品は流通することができなくなりました。

グリーンコープは全ての食品において10ベクレルを自主基準に放射能測定を実施しています。
ただし、10ベクレルを超えた場合でも、直ちに取り扱いを中止するのではなく、その事実と現実を受け止めた上で供給するかどうかを理事会検討することにしています。仮に国の基準(一般食品100ベクレル、乳児用食品・牛乳50ベクレル、飲料水10ベクレル)を超えた場合は取り扱い中止です。

(放射性セシウム 単位:ベクレル/kg)
グリーンコープ独自基準
国の基準
区分
基準値
区分
基準値
すべての商品
10
一般食品
100
乳児用食品・牛乳
50
飲料水
10




Q3:ベクレルって何ですか?シーベルトとどう違うのですか?

A3:
ベクレルとは放射能の強さを表す単位です。1秒間に1つの放射性物質(原子核)が崩壊して出す放射線の放射能の強さを1ベクレルとしています。
よって、1sの商品で1秒間に10個の放射性物質が崩壊して放射線を出せば10ベクレル/sとなります。
放射能の強さを表すベクレルに対して、人間が放射線を浴びた時の影響度を表すのにシーベルトという単位を使っています。シーベルトでは単位が大きすぎる為、ミリシーベルト(1/1000シーベルト)がよく使われます。




Q4:なぜ、セシウムを検査するのですか?

A4:
核実験や原発の事故などで、環境に放出される放射性物質のうち、拡散しやすいのが、ヨウ素とセシウムです。ヨウ素は半減期(放射線の量が半分になるまでの時間)が8日なのに対し、セシウムは半減期が2年(Cs-134)と30年(Cs-137)と長くなっています。飛び散った放射性物質が土壌にそのまま残ったり、成層圏まで舞い上がったものが、雨などで少しずつ地上を汚染し、農作物などに取り込まれる可能性が高いため、セシウムを検査の対象としています。




Q5:なぜ、ヨウ素の放射能検査をすることになったのですか?

A5:
ヨウ素131の半減期は8日間と短く、また、事故発生地点から遠く離れた場所では影響も少ないことからこれまで検査を行っていませんでした。しかし、厚生労働省からの指導を受けている各地方自治体の公開情報では、ヨウ素もセシウム134、セシウム137と同様に検査と報告の対象となっていることから、グリーンコープでも検査の対象とすることにしました。




Q6:検査はどこでしていますか?
   また、どんな検査機器で検査されていますか?


A6:
2011年10月からグリーンコープの「放射能測定室」で検査をスタートしました。 検査機器は、2011年10月にキャンベラジャパン(株)社製のシンチレーション放射能測定器を導入し検査を開始しました。 その後、2012年2月に検査レベル、検査時間に優れるキャンベラジャパン(株)社製ゲルマニウム半導体検出器を導入し検査を行ってきています。 現在は、ゲルマニウム半導体検出器のみで検査を行っています。
測定可能な核種は放射性ヨウ素、セシウム134、セシウム137の3種です。


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