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脱原発連続講演会「入門編」の報告です

グリーンコープ生協ふくおか主催 脱原発連続講演会
「原発について知り、子どもたちの未来を一緒に考えませんか」


日時  2012年7月27日(金)、8月20日(月)、9月13日(木)

 

グリーンコープ生協ふくおかでは、7月から9月にかけて、「入門編」「応用編」「未来のための講座」と3回にわたり脱原発連続講演会を開催しました。

 

「入門編」
原発の危険性、放射能のイロハを学ぼう

 

日時  2012年7月27日(金)
場所  福岡市 アクロス福岡イベントホール
主催  グリーンコープ生協ふくおか
参加者 約240人

講師  特定非営利活動法人原子力資料情報室 澤井正子さん

 

 

原子力発電のしくみやその危険性、そしてそもそも放射能とは何かについて、原子力資料情報室の澤井さんを講師に招いてお話を聞きました。夏休みということで、小中学生の親子連れが多く見られました。

 

<はじめの挨拶>

組織委員長の大橋さん

グリーンコープは、「いのち、暮らし、自然」を大切にしています。その一つとして脱原発に取り組んでいます。本日は原発の危険性や放射能のイロハなどについて澤井さんに話をしていただきます。今日は若い方がたくさん参加しています。今の状況は私たち大人の責任ですが、子どもたちが大人になって、その時々のベストの選択をしていけるように、今日の講演会が役立つことを願っています。

 

<講師のお話>

講師の澤井さん

日本には現在50基の原発があり、日本中が原発現地となり得ます。私たちはそんなところに暮らしています。

 

原発は、やかん(圧力容器)の中に核燃料を入れて湯を沸かし、その蒸気でタービンを回して電気をつくる仕組みです。タービンを回した後の蒸気は、海水で冷やされて水に戻り循環します。原発では、つくった熱の1/3しか電気にならず、残りの2/3の熱は温排水として海に捨てています。

 

原発の燃料はウラン。発熱の原理は原爆と同じです。広島ではウラン原爆が上空で爆発し、飛び散った「死の灰」を浴びた多くの人が病気になりました。原発でも

「死の灰」と同じ放射性物質ができます。通常規模の原発1基を1年間運転した後にできる放射性物質は、広島の原爆の1000倍とも言われます。しかも、できてしまった放射性物質が安定した物質に変わるまでに数十万年はかかります。

 

東京電力福島第一原発で起きた事故では、水素爆発が起きて大量の放射性物質が大気中に放出されました。またメルトダウンして熔けた燃料棒が格納容器に穴を開けて熔け落ちてしまっている可能性もありますが、放射線が強すぎて近づけないため、今も確認できていません。これほどひどい事故は人類初めてとも言えます。

 

これ以上の被害を出さないためには、原発を止めるしかないと考えます。自分で信頼できる情報を選び、自分で判断することが大切です。

 

<おわりの挨拶>

「原発をこれ以上増やしてはいけない、動いていないものは絶対に動かしてはいけないと思います。改めて今から私たちは、食べるものを選んで自分たちで判断していかなければいけないという言葉を重く受け止めました」という福岡地域理事長古賀さんのおわりの挨拶で終了しました。




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